昼光
ちゅうこう
名詞
標準
daylight
文例 · 用例
地面を支える鉄筋コンクリートの太い柱は、ずっと遠くまで重なり合って、ところどころに昼光色の電灯が、縞目の影を斜に落としているのが見えた。
— 海野十三 『空襲葬送曲』 青空文庫
ぼくはその見当で、その情景を想像しながら絵に描いたが――なんとこの時、この絵を描いた(昭和三年状態の)ぼくの仕事場の夜業の電気の燭光が、昼光燭といふ球の、三燈合はせて六百燭光だつた。
— 木村荘八 『東京の風俗』 青空文庫
しかし、昼光色の電灯の光のなかでぴちぴちしてゐるその指の動きには、何か甘つたるい蠱惑のやうなものが感じられた。
— 神西清 『地獄』 青空文庫
鳥目のひとが、電源に指先を触れ、熱ッと、はねまわらずにすむように、つい鼻先に昼光ランプがつき、手をつかうことも、口をつかうこともできない小児麻痺患者のために、時計仕掛で、自動的にテンピの蓋があくようになっている。
— 久生十蘭 『我が家の楽園』 青空文庫
わが石田家には、鳥目も小児麻痺もいないから、昼光ランプも、時計仕掛けの開閉装置も、たいした実益はなさそうだが、渋谷のバラックでは、鮫を焼くたびに、一人がそばにいて、おしっこに似たアンモニア臭を渋団扇で追いちらす役をし、気のひける思いばかりしていたので、排気用の電気扇だけは、非常に印象が強かった。
— 久生十蘭 『我が家の楽園』 青空文庫
昼光る萱|原の風の 黒揚羽蝶山の背にくろ/″\うつる層雲の まつたく去りて、晴れひそまれり空高き飛行機の音 耳なれて日々を聞くなり。
— 折口春洋 『鵠が音』 青空文庫
〔中略〕 目の前に電燈の色が暑いので、昼光色をつけました。
— 一九三七年(昭和十二年) 『獄中への手紙』 青空文庫
「あたしゃ、お前さんとお婿さんに追出されるよりは、お前さんをきれいさっぱり人様にあげた方がどのくらい諦めがいいか知れない」母親はしょっちゅうこう言っています。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
作例 · 標準
部屋に差し込む自然な昼光が、心地よい空間を作り出しています。
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昼光は、植物の成長や人間の体内時計に重要な影響を与えます。
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「窓を開けて、昼光をたっぷり取り込もう!」
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