終わり
おわり
名詞頻度ランク #1207 · 青空 950 例
標準
end
文例 · 用例
ピアノの音はこの物語の終わりまでつづいて行った。
— 寺田寅彦 『春寒』 青空文庫
余はその罪のない横顔をじっと見入って、亡妻のあらゆる短所と長所、どんぐりのすきな事も折り鶴のじょうずな事も、なんにも遺伝してさしつかえはないが、始めと終わりの悲惨であった母の運命だけは、この子に繰り返させたくないものだと、しみじみそう思ったのである。
— 寺田寅彦 『どんぐり』 青空文庫
英語の humid(水けある)の終わりのdをとれば「ウミ」に近くなり、第二|綴字だけだと「ミヅ」になる。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
梵語 udadhi(海)が単数四格で終わりにmがつけば「ワダツミ」に近づく。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
この一語は診察の終わりであった。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
しかるにフランスのハイカイはなるほど三つの詩句でできているというだけは日本のに習っているが、一句の長さにはなんの制限もないし、三句の終わりの語呂の関係にも頓着しない。
— 寺田寅彦 『俳句の精神』 青空文庫
朱漆で塗った地に黒漆でからすの絵を描いたその下に烏丸枇杷葉湯と書いた一対の細長い箱を振り分けに肩にかついで「ホンケー、カラスマル、ビワヨーオートー」と終わりの「ヨートー」を長く清らかに引いて、呼び歩いていたようにも思うし、また木陰などに荷をおろして往来の人に呼びかけていたようにも思う。
— 寺田寅彦 『物売りの声』 青空文庫
これを味わってみれば、自分一人である問題を解決しようとして一生何も貢献せずに終わり、あるいは恥をかく事もなく、めいめいの分に応じた仕事を楽しむ事ができそうである。
— 寺田寅彦 『人の言葉――自分の言葉』 青空文庫
標準
end of (one's) life
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出典: 終わり — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0