官戸
かんこ
名詞
標準
low-caste servants of public ministries (in the ritsuryō system)
文例 · 用例
洋行がえりの式部官戸田子爵夫人極子が、きわめて豊麗な美女で、故伊藤公が魅惑を感じて物議をひきおこしたとの噂もあった。
— 長谷川時雨 『明治大正美女追憶』 青空文庫
賤民は官戸・家人・官奴婢・私奴婢及び陵戸の五つである(喜田貞吉博士)。
— 竹内勝太郎 『淡路人形座訪問』 青空文庫
この家人・奴婢にも、公私の別がありまして、官に属する家人相当のものは官戸と云い、つまり官戸・家人・官の奴婢・私の奴婢と、四通りになっております。
— 喜田貞吉 『特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ』 青空文庫
しかしその中にも、これを区別しますと、官戸・家人は奴婢よりも資格がよく、同じ奴婢でも官の奴婢は私の奴婢よりも資格がよい。
— 喜田貞吉 『特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ』 青空文庫
それで官戸や家人と公私奴婢との間にも、結婚は出来ぬということになっております。
— 喜田貞吉 『特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ』 青空文庫
また官の奴婢は、年六十六以上になれば当然官戸となり、七十六以上になれば当然良民となる。
— 喜田貞吉 『特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ』 青空文庫
ただ陵戸は官戸の類の一つとして、特別に国家に属するから、自ずから賤民と認められたので、後には諸陵寮の官吏になる事まで人が嫌がるという様になりました。
— 喜田貞吉 『特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ』 青空文庫
7 雑戸と賤民 古代の賤民としては、右に述べた官戸・家人・官奴婢・私奴婢・陵戸の五つだけでありますが、これ以外に、別に雑戸というものがありました。
— 喜田貞吉 『特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ』 青空文庫
作例 · 標準
律令時代、官戸は各省庁内での様々な行政支援業務を任されていました。
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歴史記録には、官戸階級に割り当てられた役割と責任が詳述されています。
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へえ!つまり、官戸というのは当時の特定の召使いだったんですね?
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