歓呼
かんこ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
acclamation
文例 · 用例
〔雲を濾し〕宮沢賢治雲を濾しまことあかるくなりし空かな子ら歓呼してことごとく走り出でしも宜なれや風のひのきはみだるるみだるゝ
— 宮沢賢治 『〔雲を濾し〕』 青空文庫
江戸時代に入って、鹿野武左衛門の『鹿の巻筆』(巻三、第三話)に、堺町の芝居で馬の脚になった男が贔屓の歓呼に答えて「いゝん/\と云ながらぶたいうちをはねまわつた」とあるが、この「いゝん」は『落窪物語』の「いう」と通ずるもので、馬の嘶きを「イ」で写す伝統が元禄の頃までも絶えなかったことを示す適例である。
— 橋本進吉 『駒のいななき』 青空文庫
私は残虐な血を見て、喜びがスペインの奔流のような歓呼の中で亢奮していました。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
叫ぶもの呼ぶもの、笑声|嬉々としてここに起これば、歓呼|怒罵乱れてかしこにわくというありさまで、売るもの買うもの、老若男女、いずれも忙しそうにおもしろそうにうれしそうに、駆けたり追ったりしている。
— 国木田独歩 『忘れえぬ人々』 青空文庫
さなきだに志村崇拝の連中は、これを見て歓呼している。
— 国木田独歩 『画の悲み』 青空文庫
つめたいしめった空気がしんとみんなのからだにせまったとき子供らは歓呼の声をあげました。
— 宮沢賢治 『学者アラムハラドの見た着物』 青空文庫
私どもは思わず歓呼の声をあげました。
— 宮沢賢治 『谷』 青空文庫
葱を刻んだのを、薬味箱に誇大に盛ったのを可笑しさを堪えた顔の小女が学生たちの席へ運ぶと、学生たちは娘への影響があった証拠を、この揮発性の野菜の堆さに見て、勝利を感ずる歓呼を挙げる。
— 岡本かの子 『家霊』 青空文庫
作例 · 標準
決勝ゴールが決まった瞬間、スタジアムは割れんばかりの歓呼に包まれた。
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パレードの先頭を行く隊列に、沿道からは惜しみない歓呼が送られた。
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長年の夢が叶い、発表会で喝采と歓呼を浴びた時の感動は忘れられない。
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「やったー!ついに目標達成だ!みんな、歓呼して祝おう!」
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