官人
かんにん異読 かんじん・つかさびと
名詞
標準
government official (esp. one of low to medium rank)
文例 · 用例
随行の官人、伊吉連博徳、下問に応じて蝦夷の種類を説いて云はく、類に三種あり近きを熟蝦夷、次を麁蝦夷、遠きを都加留と名くと。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
興世王は経基が去つて後も武蔵に居たが、経基の奏によつておのづから上の御覚えは宜くなかつたことだらう、別に推問を受けた記事も見えぬが、新に興世王の上に一官人が下つて来た。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
将門に逐ひ立てられた官人連は都へ上る、諸国よりは櫛の歯をひくが如く注進がある。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
其の土地の長者が駅館を主どり、駅館は官人や身分あるものを宿泊休憩せしめて旅の便宜を半公的に与える制度から出来たものである。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
――検する官人の前で、「――三日以来、大沼が、日に三度ずつ、水の色が真赤になる情報があったであります。
— 泉鏡花 『神鷺之巻』 青空文庫
もし、大きく時代の上に見るなら、藤原末期の詩歌管絃のみやびの男女、支那宋末の官人たち、フランス十九世紀末の象徴派の詩人たち、その官能はいずれも慾天的である。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
居酒屋に於ける非職官人の懺悔?
— 北村透谷 『罪と罰(内田不知庵譯)』 青空文庫
友仁はこの深夜にどうした官人が通行しているだろうと思っていた。
— 田中貢太郎 『富貴発跡司志』 青空文庫
作例 · 標準
平安時代の官人は、朝廷に仕え、様々な政務を執り行った。
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都の官人は、地方からの報告に目を通す毎日だった。
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彼は若くして官人となり、将来を嘱望されていた。
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ウィキペディア
官人(かんにん、かんじん、つかさびと、とね)とは、官吏・役人を指す言葉。律令制では諸司の主典以上六位以下、平安時代には判官以下、特に近衛府の将監以下の官吏を指した。
出典: 官人 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0