鹹湖
かんこ
名詞
標準
salt lake
文例 · 用例
そうしてみますと、第三紀の終り頃、それは或は今から五、六十万年|或は百万年を数えるかも知れません、その頃今の北上の平原にあたる処は、細長い入海か鹹湖で、その水は割合浅く、何万年の永い間には処々水面から顔を出したりまた引っ込んだり、火山灰や粘土が上に積ったりまたそれが削られたりしていたのです。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
さうして見ますと、第三紀の終り頃、それは或は今から五六十万年或は百万年を数へるかも知れません、その頃今の北上の平原にあたる処は、細長い入海か鹹湖で、その水は割合浅く、何万年の永い間には処々水面から顔を出したり又引っ込んだり、火山灰や粘土が上に積ったり又それが削られたりしてゐたのです。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
またそこを、鹹湖「青海」あたりの蒙古人は Kuso-Bhakator-Nor ――すなわち、「英雄のゆく墓海」と称している。
— 天母峰 『人外魔境』 青空文庫
またそこを、鹹湖「青海」あたりの蒙古人は Kuso-Bhakator-Nor――すなわち、「英雄のゆく墓海」と称している。
— 天母峰 『人外魔境』 青空文庫
神通は連山をまたいで慟哭し「黒い魔術」は帰依者を抱いて大鹹湖へ投身した。
— 牧逸馬 『ヤトラカン・サミ博士の椅子』 青空文庫
暗黒と光明の前表は、鹹湖にも、多島海にも、路傍の沼にも、それこそ、まるで水草の花のように浮かんで、なよなよと人の採取を待つことになった。
— 牧逸馬 『ヤトラカン・サミ博士の椅子』 青空文庫
かつての鹹湖は今は大部分|涸渇して、塩床の峻しい砂礫地である。
— 中谷宇吉郎 『『西遊記』の夢』 青空文庫
古代ロプ鹹湖の涸底は、峻しい粘土の丘がもつれるように起伏し、一面に塩が化石のように硬く凍りついていた。
— 中谷宇吉郎 『『西遊記』の夢』 青空文庫
作例 · 標準
広大な塩湖が目の前に広がり、砂漠の空を映す鏡のようだった。
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地質学者は、鹹湖の過塩類濃度で繁栄するユニークな生態系を研究しています。
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真水が乏しいことを知り、人里離れた鹹湖への遠征を計画しました。
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