無位
むい
名詞-の形容詞名詞頻度ランク #20097 · 青空 41 例
標準
without rank
文例 · 用例
然し検非違使でゞもあれば兎に角、検非違使の別当は参議以上であるから、無位無官の者が突然にそれを望むべくは無い。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
其の宮の御子に無位の高見王がおはす。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
古より東国には未だ曾て無い大動揺が火の如くに起つて、瞬く間に無位無官の相馬小次郎が下総常陸上野下野を席捲したのだから、感じ易い人の心が激動して、発狂状態になり、斯様なことを口走つたかとも思はれる。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
「俺の家は、代々無位無官の者を婿にしたためしがない、女がほしいなら、読書して、高科にのぼるがいい」 劉万戸はこう言って世高を恥かしめてから車を出した。
— 田中貢太郎 『断橋奇聞』 青空文庫
面会をするために源氏は着がえをするのであったが、「私は無位の人間だから」 と言って、無地の直衣にした。
— 須磨 『源氏物語』 青空文庫
無位無官の人の用いる※の絹の直衣、指貫の仕立てられていくのを見ても、かつて思いも寄らなかった悲哀を夫人は多く感じた。
— 須磨 『源氏物語』 青空文庫
しかれども無位無官一兵卒等の語を聞きてはこらえかねたる怒気むらむらと心頭に上りぬ。
— 正岡子規 『従軍紀事』 青空文庫
桃吉が資産家になり、権力が加ってゆくと共に、今は爵位を子息にゆずって、無位無官の身となった具張氏は居愁い身となってしまった。
— 長谷川時雨 『明治美人伝』 青空文庫
作例 · 標準
身分や無位に関わらず、すべての人が平等に扱われるべきだ。
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彼は無位無官でありながら、多くの人々の信頼を集めていた。
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古い時代には、無位の者が高位の者に口答えすることは許されなかった。
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