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開扉

かいひ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞
1
標準
opening a door
文例 · 用例
電話室にはいつか鍵が取付けられていて、その鍵を預るおきみに開扉を命じますと「はあ、わたくしがお呼び出し致しましょう。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
何と、こんな中へ開扉が頼まれますものですか。
泉鏡花 河伯令嬢 青空文庫
―― この開扉を頼むのと、もう一つ、急に住職の意を得たい事が出来たのです。
泉鏡花 河伯令嬢 青空文庫
全被告、声を合せ、涙を垂れて、開扉を頼んだが、看守はいつも頻繁に巡るのに、今は更に姿を見せない。
葉山嘉樹 牢獄の半日 青空文庫
折しも寶庫開扉にて眞僞は知らず、馬子大臣の畫などいふあり、金岡の畫といふもあり、「文」にて教へられしアツシリヤ風の模樣ありといふ騎馬にて虎を射るさまの人物を織り出したる錦旗は、四天王紋と寺にては傳ふるなり、金堂の天蓋なる技藝天女の像は此に陳列してあり。
内藤湖南 寧樂 青空文庫
自殺原因に就ては種々の噂あるも信ずべき確かな筋の報道によれば、最近高屋市長は某地所売却問題に関し醜行為あり、其の為本日の市会に於て自ら同案の上程を理由なく拒否する等の市会始まっての非行を演じた為、市議動坂三郎氏より痛烈なる指弾を受け、市長金庫の立会開扉を求められたが、傲岸なる市長は之をも拒絶した。
海野十三 深夜の市長 青空文庫
それは開扉されようとする金庫の中を、誰よりも早く見たいがためだった。
海野十三 深夜の市長 青空文庫
散歩、――新国道を嘉川まで、釈迦寺拝登、御開扉会、帰途は山越、白い花をつけた雑木がよかつた。
種田山頭火 其中日記 青空文庫