開披
かいひ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
opening (a letter)
文例 · 用例
その式終わりて投票を開披し、票数その総数の三分の二以上を得たるものは法王に選定するの規則なり。
— 井上円了 『欧米各国 政教日記』 青空文庫
私はおんつぁんと何かいひながらも、勃凸とその芸者との会話に注意してゐた。
— 有島武郎 『骨』 青空文庫
いまのわかいひとたちは、みんなみんな有名病という奴にかかっているのです。
— 太宰治 『彼は昔の彼ならず』 青空文庫
うつつ心に何をかいひたる。
— 泉鏡花 『竜潭譚』 青空文庫
お父さまの王さまは、それは/\気のみじかいひどい人で、人間と、人間の住んでゐるこの地面とがにくゝなると、すぐに、私たち三人のお母さまを湖水の底へよびよせて、一と間へおしこめてしまふのです。
— 鈴木三重吉 『湖水の鐘』 青空文庫
なにしろ町の門から、お城の門まで、わかいひとたちが、れつをつくってならんでいました。
— SNEDRONNINGEN 『雪の女王』 青空文庫
その名をば何とかいひし。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
彼は彼等の伴侶に在つては、幾度かいひふらされて居る如く水に落した菜種油の一|滴である。
— 長塚節 『土』 青空文庫