閉扉
へいひ
名詞動詞-サ変
標準
closure of a gate or door
文例 · 用例
エンジン装置の自働開閉扉が、するするっと開いた。
— 佐左木俊郎 『指』 青空文庫
屋根が揚げ卸しの出来るようになっており、縁と、脚がくるりになって揚げ縁になっていたもので、平日は、六ツ(午後六時)を打つと、観音堂を閉扉するから商人は店を畳んで帰ってしまう。
— 名高かった店などの印象 『幕末維新懐古談』 青空文庫
冬は硝子のはいつた重い開閉扉がとりつけられるのだらうが、夏の事とて目かくしにつけた葭戸を押して、娘の後姿は暗い店の中に消えた。
— 水上滝太郎 『大阪の宿』 青空文庫
そうして覚兵衛と勘兵衛とが、閉扉の館の方角をさして、走って行く足音が聞こえてきた。
— 国枝史郎 『仇討姉妹笠』 青空文庫
」 恋と敵のあいだ「おお、まアそれではあのお部屋は、十年間|閉扉の間か!
— 国枝史郎 『仇討姉妹笠』 青空文庫
この頃亭から少し離れた、閉扉の館の側の木立の陰に、主税とあやめとが身体をよせながら、地に腹這い呼吸を呑んでいた。
— 国枝史郎 『仇討姉妹笠』 青空文庫
閉扉の館「曲者を探せ!
— 国枝史郎 『仇討姉妹笠』 青空文庫
それは閉扉の館であった。
— 国枝史郎 『仇討姉妹笠』 青空文庫
作例 · 標準
閉門の時間になり、寺の僧侶たちが重い扉を閉めて閉扉を完了した。
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閉扉の直前に駆け込んだが、既に鍵がかけられており入場できなかった。
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「午後5時をもって閉扉となりますので、お出口へお急ぎください」
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