源頭
げんとう
名詞
標準
river source
文例 · 用例
俳句の十七字詩形を歴史的にさかのぼって行くと「俳諧の発句」を通して「連歌の発句」に達し、そこで明白な一つの泉の源頭に行き着く。
— 寺田寅彦 『俳句の精神』 青空文庫
結局唯物史観の源頭たるマルクス自身の始めの要求にして最後の期待は、唯物の桎梏から人間性への解放であることを知るに難くないであろう。
— 有島武郎 『想片』 青空文庫
されば一株の樹を培養成長せしむるといふことは、瑣事には相違無いが、自己に取りても他人に取りても幸福利益の源頭となることである故に、之を福を植うると云つて誤は無いのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
凡そ是の如く幸福利益の源頭となることを爲すをば植福といふのであるが、此の植福の精神や作業によつて世界は何程進歩するか知れず、又何程幸福となるかも知れないのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
工業も商業も亦然りで、苟も眞に自己の將來の幸福、又は他人の幸福の源頭となるものである以上は、之に從事する人は皆福を植うるの人である。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
四 大谷川の源頭の流れに對し、華嚴の大瀑布を右手の軒近く看て、小茶亭が立つてゐる。
— 幸田露伴 『華嚴瀧』 青空文庫
その源頭に立ちて見る時には一大江なり、其末流の岸に立ちて望めば二流に分れたり。
— 北村透谷 『徳川氏時代の平民的理想』 青空文庫
かういふことを語つてゐると、談が微細になつて際限が無いから、それは他日ゆつくりした暇のある時のこととして、道教の源頭から語り出さう。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
作例 · 標準
この大河の源頭を求めて、調査隊は険しい山岳地帯の奥深くへと足を踏み入れた。
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岩の間からコンコンと湧き出す冷たい水が、やがて平野を潤す大河の源頭となっている。
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源頭付近の自然環境を守ることは、下流域に住む人々の生活を守ることに直結する。
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標準
cause
作例 · 標準
社会の不平等を助長する源頭を突き止めない限り、真の解決は望めないだろう。
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些細な誤解が源頭となって、二人の長年の友情に修復不可能な亀裂が入ってしまった。
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悪習の源頭を絶つため、組織全体で抜本的な意識改革に取り組む必要がある。
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