幻辞.com

早天

そうてん
名詞
1
標準
early morning
文例 · 用例
鉱山のお客だとか云う三人|連が、昨夜から柳屋の奥に飲み明していて、今朝も早天から近所構わずに騒いでいたが、もう大抵騒ぎ草臥れたと見えて、午頃には生酔も漸々に倒れて了った。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
油虫をうたふ二句・虫も食べる物がない本を食べたか・這うてきて虫がぢつと考へてゐる 八月廿八日晴、早天、酔うて倒れこんできた樹明君はそのまゝにして出立。
仙崎 行乞記 青空文庫
二人を睨み据えて言葉も荒々しく、政宗謀叛とは初めより覚悟してこそ若松を出でたれ、何方にもあれ支えたらば踏潰そうまでじゃ、明日は早天に打立とうず、と罵った。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
「それでは、今夜はただちに帰宅して休息いたし、明日早天に、山谷町出口の茶屋で待ち合わすことにいたそう」 淳庵は、座中を見回していった。
菊池寛 蘭学事始 青空文庫
真夏の早天水蒸気を含み、胡粉をとかしたように生白い。
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
あくる朝の早天に白雲堂へ駈け込んで、どうしたらよかろうと相談すると、幸斎の奴が又もや知恵を授けて、かの『武士の誓言』の手紙をかいて渡したのが仕損じで、さもなければ橙の龍の字もわたくしの眼には付かなかったんですが……」 玉太郎誘拐の筋道はこれで判ったが、それから先の事情はいっさい不明である。
河豚太鼓 半七捕物帳 青空文庫
しかれども第二期は幾多の修業学問を要するを以て、最早天才ある者もなき者も遅々として順序を追ひ階級を踏まざるべからず。
正岡子規 俳諧大要 青空文庫
曹操は最早天下の十の七を手に入れ、兵士も多く物資も豐で、到底正面から之に抵抗し難い。
桑原隲藏 支那史上の偉人(孔子と孔明) 青空文庫
作例 · 標準
早天から活動する農家の人々には頭が下がる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は早天に起き、静かに瞑想する習慣がある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
旅の出発は早天だったので、まだ星が見えていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash