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黄昏

たそがれ異読 こうこん
名詞頻度ランク #23080 · 青空 977
1
標準
dusk
文例 · 用例
」 実につまらない思いで、私ひとり、黄昏の海を眺める。
太宰治 青空文庫
たちばなの昧爽時や古館 五月雨頃の、仄暗く陰湿な黄昏などに、水辺に建てられた古館があり、橘の花が侘しげに咲いてるのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
黄昏に袖無を羽織って母上と裏の垣で寒竹筍を抜きながらも絵の事を思っていた。
寺田寅彦 森の絵 青空文庫
黄昏渋つた仄暗い池の面で、寄り合つた蓮の葉が揺れる。
中原中也 山羊の歌 青空文庫
ぢいつと茫然黄昏の中に立つて、なんだか父親の映像が気になりだすと一歩二歩歩みだすばかりです深夜の思ひこれは泡立つカルシウムの乾きゆく急速な――頑ぜない女の児の泣声だ、鞄屋の女房の夕の鼻汁だ。
中原中也 山羊の歌 青空文庫
林の黄昏は擦れた母親。
中原中也 山羊の歌 青空文庫
名にし負う白峰、赤石、両大山脈が、東西に翼をひろげて、長大の壁をたてめぐらし、互に咫尺する間に、溝のように凹まった峡谷は、重々しい鉛色の空であるから、まだ一時半というのに、黄昏のように、うす暗い。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
T「黄昏の近い――」S=道―― 三次が小さい勝坊の手を引いて帰ります。
山中貞雄 恋と十手と巾着切 青空文庫
作例 · 標準
黄昏の街を歩いていると、どこからか夕飯のいい香りが漂ってきた。
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窓の外に広がる黄昏の景色が、一日の終わりを優しく告げている。
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彼は黄昏に染まる海を見つめながら、静かに物思いにふけっていた。
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2
標準
twilight years
作例 · 標準
人生の黄昏を穏やかに過ごすため、彼は海辺の小さな町へ移り住んだ。
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孫たちの成長を見守りながら、黄昏の日々を慈しむ。
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仕事一筋だった彼が、人生の黄昏に差し掛かってようやく趣味を見つけた。
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3
標準
melancholia
作例 · 標準
理由のない黄昏に襲われ、彼女は一日中部屋に閉じこもっていた。
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彼の瞳の奥には、拭い去ることのできない黄昏が宿っているように見えた。
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日曜の夕方に感じるあの黄昏は、明日からの仕事を思ってのことだろう。
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ウィキペディア

黄昏 は、一日のうち日没直後、雲のない西の空に夕焼けの名残りの「赤さ」が残る時間帯である。「黄昏時(たそがれどき)」。「黄昏れる(たそがれる)」という動詞形もある。

出典: 黄昏 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0