躁転
そうてん
名詞動詞-サ変
標準
manic switch
文例 · 用例
お前を殺そうてんじゃないよ。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
二人は、表の間へ出て、その隅の、暗いところへ立って「もし、深雪さんが、行っちまった後なら、益満さんが、小藤次の家へ、忍び込んで、盗み出そうてんだ。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
こんな笊みたいな古船に五百人も詰めこんで、敵潜のまんなかへ放りだそうてんだ。
— 久生十蘭 『ノア』 青空文庫
おいらの主人のおせい様をだまそうてんだろう。
— 林不忘 『巷説享保図絵』 青空文庫
「この金剛寺門前町を他町の者に荒らされて、黙っちゃいられねえ」「昔からのおれたちの商売をどうしてくれるんだ」「卸し同様の相場はずれの値で張り合って、この辺一帯の小あきんどの口をほそうてんだ。
— 林不忘 『巷説享保図絵』 青空文庫
いまどきこのせち辛えのに上納減らしの不服や相談|打たねえお百姓なんど一人もいるもんじゃねえさ、そのうえに新田に竿入れやらかそうてんだものを。
— 三好十郎 『斬られの仙太』 青空文庫
喜造 へえ、人も二、三人斬りました、が、それよりも、こともあろうに賭場を荒しましてね、場銭あらかた、その上に寺箱まで、といってもご存じはねえでしょうが、とにかくゴッソリ引っかついで逃げ出したんで、あんまりやり方が憎いんで、皆でとっつかめいて、眠らそうてんで。
— 三好十郎 『斬られの仙太』 青空文庫
それを殺そうてんじゃねえ、チョイチョイとやったばかりで、ドス投出して逃げて行くんでね。
— 三好十郎 『斬られの仙太』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の双極性障害は、定期的に躁転と抑うつを繰り返す。
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ストレスが原因で、彼の症状が躁転してしまった。
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精神科医は、患者の躁転の兆候を注意深く観察した。
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