深夜
しんや
名詞副詞頻度ランク #3481 · 青空 2201 例
標準
late at night
文例 · 用例
人気のない深夜の町を、ひとり足音高く通って行く。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
月光の下、ひとり深夜の裏町を通る人は、だれしも皆こうした詩情に浸るであろう。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
汽笛の吼ゆるごとき叫ぶがごとき深夜の寂寞と云う事知らぬ港ながら帆柱にゆらぐ星の光はさすがに静かなり。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
カーテンを上げて覗いてみると、人気のない深夜の裏通りを一台の雪橇が辷って行く、と思う間もなく、もう町のカーヴを曲って見えなくなってしまった。
— 寺田寅彦 『追憶の冬夜』 青空文庫
ぢいつと茫然黄昏の中に立つて、なんだか父親の映像が気になりだすと一歩二歩歩みだすばかりです深夜の思ひこれは泡立つカルシウムの乾きゆく急速な――頑ぜない女の児の泣声だ、鞄屋の女房の夕の鼻汁だ。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
けれども、監獄に抛り込んである首謀者共が、深夜そうっと抜け出して来て、ブン殴っておいて、またこっそりと監房へ帰って、狸寝入りをしている、と云う考えは穿ちすぎていた。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
凍る深夜の白い息吐きが――そしてたちまちはげしい自棄の嘆きが荒く飛んで聴衆はほとんど腸を露出するまでに彼女の唄の句切りに切りさいなまれると、其処に抉出される人々の心のうずきはうら寂びた巴里の裏街の割栗石の上へ引き廻され、恥かしめられ、おもちゃにされる。
— 岡本かの子 『巴里の唄うたい』 青空文庫
クラカトア火山の爆破の時に飛ばされた塵は、世界中の各所に異常な夕陽の色を現わし、あるいは深夜の空に泛ぶ銀白色の雲を生じ、あるいはビショップ環と称する光環を太陽の周囲に生じたりした。
— 寺田寅彦 『塵埃と光』 青空文庫
作例 · 標準
彼は深夜まで、明日のプレゼンの準備をしていた。
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深夜にラーメンを食べたくなって、コンビニへ向かった。
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「うわあ、もう深夜だ。早く寝ないと。」
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