原版
げんぱん異読 げんばん
名詞
標準
form (printing)
文例 · 用例
此の文庫版は、この後のに従ひ、それまでを総じて原版と見なすことにした。
— 北原白秋 『文庫版『雀の卵』覚書』 青空文庫
で、此の文庫版は、その原版を記念する為、後日に改作した歌もあり、又意に満たぬ個処はあつても、敢て訂正はしなかつた。
— 北原白秋 『文庫版『雀の卵』覚書』 青空文庫
印刷用の原版を作るところまでが高くつくため、数をまとめないと割高になるからです。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
原版に映ずる以外のものがどんなであつてもそれは構はぬ。
— 長塚節 『教師』 青空文庫
素晴らしそうなのが沢山あり、特にバートンのアラビアンナイトの原版、小画風の插画のあるキング・アーサー物語の新版がひどく興味をそそった。
— 宮本百合子 『静かな日曜』 青空文庫
そして半導体メーカーに、新製品用LSIの設計を依頼し、設計が終わって原版にあたるマスクが作られると、ともかく想定した個数分のLSIを、輪転機を回すように作りきってしまうのである。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
確かに一個のLSIに押し込められたマイクロコンピューターは、原版にあたるマスクができればあとは写真を焼き付けるように一括して大量に作ることができる。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
(五) この銘は、中世の教会堂(そしてことにパリーのノートル・ダーム寺院)の脇間の入り口に、聖クリストフの像の台石に刻まれてるものであるが、著者によって象徴的に採用されて、カイエ・ド・ラ・キャンゼーヌの原版の各冊の終わりにつけられていた。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
作例 · 標準
印刷工程で文字の誤りが見つかり、急遽機械を止めて原版を修正することになった。
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特殊な加工を施したこの原版を使うことで、凹凸のある美しい装丁が可能になる。
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熟練の職人が、手作業でリノリウムの原版を彫り進めていく様子は芸術的だ。
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標準
original edition (of a publication)
作例 · 標準
明治時代に発行された小説の原版を古本屋で見つけ、思わず手が震えてしまった。
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著者自らが加筆・修正した形跡が残るこの原版は、文学研究において極めて重要な資料だ。
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「原本が紛失してしまった以上、この原版こそが最も信頼できるテキストです」
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