底本
ていほん異読 そこほん・そこぼん
名詞
標準
original text
文例 · 用例
すくなくとも日本の文壇が、過去に意味してゐる如き小説――自然派末派の流れをくむレアリズムの小説――が、到底本質上に於て詩と兩立できない文藝、詩を殺すに非ずば成立できない俗物主義の文藝であるのを考へ、君のために慄然たる杞憂を感じた。
— 萩原朔太郎 『室生犀星に與ふ』 青空文庫
しだいに子供の心が力をかんじはじめた、子供は実に、はつきりとと」は底本では「はつきりと」]した声で叫んだ。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
――十三年五月――底本・初出:「新青年 第五巻第十號 夏季増刊『探偵小説傑作集』」博文館 1924(大正13)年※底本のコピーは、推理小説研究家の山前譲氏にご提供頂きました。
— 南部修太郎 『探偵小説の魅力』 青空文庫
※底本は総ルビでしたが、「旧字、旧仮名で書かれた作品を、現代表記にあらためる際の作業指針」に基づいて、振り仮名の一部を省きました。
— 南部修太郎 『探偵小説の魅力』 青空文庫
ガドルフの百合宮沢賢治[表記について]●底本に従い、ルビは小学校1・2年の学習配当漢字を除き、すべての漢字につけた。
— 宮沢賢治 『ガドルフの百合』 青空文庫
:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定 (数字は、JIS X 0213の面区点番号、底本のページと行数)(例)※いたり、------------------------------------------------------- 旅行に就いて何か経験上の談話をしろと仰ゃるのですか。
— 幸田露伴 『旅行の今昔』 青空文庫
インドラ[※1]の網宮沢賢治[表記について]●底本に従い、ルビは小学校1・2年の学習配当漢字を除き、すべての漢字につけた。
— 宮沢賢治 『インドラ[※1]の網』 青空文庫
「不作法な奴だな、なんだ」「That rose was given to you」は底本では「you」], Papa dear !」「I know it.」「You don't know it !」 しまいの言葉を言った時ファニーの唇は震えていた。
— 有島武郎 『フランセスの顔』 青空文庫
作例 · 標準
この古典の現代語訳は、信頼できる底本に基づいて作成されている。
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多くの写本の中から、最も状態の良いものを底本として選んだ。
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研究者は、その作品の底本を探すために図書館を巡った。
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標準
draft
作例 · 標準
作家は発表前に、何度も底本を修正して完成度を高めた。
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この漫画の最終稿は、初期の底本とは大きく内容が異なっている。
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古い手稿が発見され、それが長らく失われていた作品の底本だと判明した。
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