幻辞.com

原板

げんぱん異読 げんばん
名詞
1
標準
negative (of a picture)
文例 · 用例
さすれば発信機の原板の濃淡の度に応じて受信機の膜の光に感ずる度を異にしているから、これを現像して焼き付くれば直ちに原板の写しが出来上がるという訳である。
寺田寅彦 写真電送の新法 青空文庫
受信機の方ではこれを電話の受話器のごときものに接続する、受話器の薄い鉄の円板の真中に固着した針が一本あってこれが原板の写しを画くペンの役目をするのである。
寺田寅彦 写真電送の新法 青空文庫
今発信機の円筒を廻転すると同時に受信機のを廻せば、原板の焼きの濃淡に応じて電流が変り受信機のペンが上下して即座に写しが出来上がるというのである。
寺田寅彦 写真電送の新法 青空文庫
音声の保存はすでに金属製の蓄音機レコード原板によって実行されている。
寺田寅彦 映画時代 青空文庫
映画フィルムも現在のままの物質では長い時間を持ち越す見込みがないように思われるから、やはり結局は完全に風化に堪えうる無機物質ばかりでできあがった原板に転写した上で適当な場所に保存するほかはないであろう。
寺田寅彦 映画時代 青空文庫
でもこれはI君にたのんで、原板のフィルムも頂戴してしまいました。
太宰治 小さいアルバム 青空文庫
池袋雜司ヶ谷戸山ヶ原板橋附近の郊外は總じて平地で、其處に茂つてゐるものは櫟であつた。
東京の郊外を想ふ 樹木とその葉 青空文庫
自分はかういふ處へ出ると原板に映ぜしむべき形體の外に色彩の美といふことを感ぜずには居られない。
長塚節 教師 青空文庫
作例 · 標準
写真家は大切に保管していた白黒フィルムの原板を取り出し、暗室でプリント作業を始めた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
歴史的に貴重な航空写真の原板が、図書館のアーカイブに寄贈されることになった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「デジカメにはない、フィルム原板ならではの階調の豊かさを表現したいんだ」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview