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質感

しつかん
名詞頻度ランク #15199 · 青空 18
1
標準
feel (of a material)
文例 · 用例
もちろん彼の意味する詩は、形式上の詩――抒情詩や敍事詩の韻文學――でなく、一般文學の本質感たるべき詩、即ち「詩的情操」を指してゐるのだ。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
著述として見ても、宗教の経典や、プラトンの哲学や、老子の道徳経や、マルコ・ポーロの旅行記やの方が、写実主義的な美術や小説の類に比して、より多く詩的であり、詩という言語の本質感に接近している。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
実に詩それ自体の本質感が、始めから宗教の情操に立っており象徴そのものに精神している。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
特に立体派や、未来派や、表現派等に見るように、彼等の詩的情操の本質感は、或る意地|悪しきもの、歪みたるもの、ヒン曲げられたるもの、グロテスクのもの、憎々しきもの、残酷なるものの表象である。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
そもそも詩の本質感は何だろうか。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
帰宅した私のズボンに付いたはね跡を見て、色や質感からロンドンのどこで付けたものか言い当てるほど。
A STUDY IN SCARLET 緋のエチュード 青空文庫
福田氏の作品で色彩の濃厚な出来栄へのものには、総じて平面的変化でない、立体的な生々しい物質感がでたものが多く、この質的昂揚に接するとき、若い時代的な画学生は、また一人前の画家も、福田氏の仕事の研究的対象となることを痛感するのである。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
福田氏の最近の作品ではその色彩の淡い物に、色のマンネリズムに陥つたものも少くない、また同時に氏の作品の特徴として、その作品が総じて図様化されたものが多く、この模様のやうな方法が度がすぎた場合は迫力にとぼしく、質感もまた形の制約性の中に閉ぢこめられて、生々しい所謂清新なる色彩はでゝゐない。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
作例 · 標準
「このソファは本革ならではのしっとりとした質感が素晴らしい。」
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「3DCGの制作では、金属や布の質感をリアルに再現するのが難しい。」
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「手に取った時の独特な質感が、この陶器の最大の魅力だ。」
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