司
し
名詞頻度ランク #6780 · 青空 771 例
標準
office (government department beneath a bureau under the ritsuryō system)
文例 · 用例
「門司の旅館で船を待つ間、船の汽笛が鳴るたびに、火のつくやうに泣き出すのには閉口させられた。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
さても私の境涯の、その最初の門出は「門司の旅館で船を待つ間、船の汽笛が鳴るたびに火のつくやうに泣き出」したのであり、「その日はそれに、吹く降るの日で」あつたのである。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
そのほか寿司の屋台が出てゐる日があり、今日はそれは見えなかつたが、四五本の柱にトタン屋根を張つた、一時拵への氷店が出来てゐた。
— 中原中也 『古本屋』 青空文庫
今、この悲しい詩人の霊は、雑司ヶ谷の草深い墓地の中に、一片の骨となって埋まっている。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
私がマ司令に密告するわけじゃあるまいし。
— 太宰治 『返事』 青空文庫
卑俗低調の下司趣味が流行して、詩魂のない末流俳句が歓迎された天明時代に、独り芭蕉の精神を持して孤独に世から超越した蕪村は、常に鬱勃たる不満と寂寥に耐えないものがあったろう。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
美々しい回しをつけた力士が堂々としてにらみ合っていざ組もうとすると、衛士だか行司だかが飛び出して来て引き分け引き止める。
— 寺田寅彦 『田園雑感』 青空文庫
むかし戦国時代、飛騨の国司、姉小路秀綱卿が、いくさに負けて、夫人や姫君と共に、落ちのびるところを、追手に殺されたという、執念の谷に、執念ぶかい焼岳の煙が靡き、灰が降りかかるのである。
— 小島烏水 『谷より峰へ峰より谷へ』 青空文庫
作例 · 標準
律令制において、省、職、寮の下に置かれた「司」が実務の一部を担った。
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主水司(もいとりのつかさ)などの「司」は、宮中の特定の業務を専門に扱っていた。
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官位を持つ役人が「司」に配属され、厳格な規律のもとで働いていた。
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ウィキペディア
司(し/つかさ)は、日本古代の律令制において主に省のもとに置かれた官司の等級の一つである。
出典: 司 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0