端
たん
名詞頻度ランク #4588 · 青空 7957 例
標準
origin
文例 · 用例
――額をみ給へ――一度は神も客観してやりました――不合理にも存在価値はありませうよだが不合理は僕につらい――こんなに先端に速度のある自棄 々々 々々下駄の歯は僕の重力を何といつて土に訴へます「空は興味だが役に立たないことが淋しい――精神の除外例にも物理現象に変化ない」ガラスを舐めて蠅を気にかけぬ
— 中原中也 『(古る摺れた)』 青空文庫
雨の降る日(兄のうたへる)萩原朔太郎雨の降る日の縁端にわが弟はめんこ打つめんこの繪具うす青くいつもにじめる指のさき兄も哀しくなりにけり雨の降る日のつれづれに客間の隅でひそひそとわが妹のひとり言なにが悲しく羽根ぶとん力いつぱい抱きしめる兄も泣きたくなりにけり
— 萩原朔太郎 『雨の降る日』 青空文庫
私の習慣として、手紙は読んで了へば、大概棄てるし、殊に訃報は直ちに破くのであるが、此度も私は読み終るや破かうとしたが、ハツと思つて思ひとゞまり、薄墨色のインクで印刷された端書をもう一度マジ/\と見直した。
— 中原中也 『逝ける辻野君』 青空文庫
結局僕一人が引越の手伝ひ人であり、その弱々しい、事実またちよく/\大病を患ふその叔母と僕との二人だけが引越万端のことをするのだとすると、まづまづ僕一人が大部分のことをしなければならない。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
」と、電車が濠端を走つてゐる時思ひ定めた、「でもまた観ないでしまふんだらうな」とそのすぐあとでは思ふのだつた。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
最も不利な位置、――花道の上に当る一番の端ッこが五つ並んで空いてゐるだけであつた。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
私が枡に足を蹈み込んだばかりに、肥つた四十年配の女が二人、飛び込んで来て、「ああよかつた、端ッこでもあつてこそよございました、もう五分早ければよございました、惜しいことをしました、私は今朝から一服もしません、ええでも一幕見てから一服することにいたしませう」なぞと、イキセキ切つて云ふのであつた。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
山の手の某所に住んでるある華族の老婦人が、非常に極端な西洋嫌いで、何でも舶来のものやハイカラなものは、一切『西洋|臭い』と言って使用しない。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
作例 · 標準
今回のトラブルは、些細な連絡ミスが端となって、大きな訴訟問題にまで発展してしまった。
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その新技術の開発は、一人の研究者が抱いた素朴な疑問を端として始まった。
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二人の友情が壊れた端を辿れば、ほんの小さな誤解があったことに気づく。
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標準
variable measure of fabric (28.8 cm in width)
作例 · 標準
「この端の切れ端を使って、人形の服を作ってあげようか」と母親が娘に言った。
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古い端の束を整理していたら、江戸時代から伝わる貴重な染物が見つかった。
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手芸店で、色鮮やかな端がロール状になって棚にぎっしりと並んでいる。
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標準
tip
作例 · 標準
崖の端に立って眼下を見下ろすと、あまりの高さに足がすくんでしまった。
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彼は箸の端で器用に小さな豆を摘み上げ、その器用さを自慢した。
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「机の端に置くと落ちるから、もっと真ん中に寄せておきなさい」と注意された。
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ウィキペディア曖昧さ回避
端(はし、たん) はし 空間的な広がりを持つような物体、図形において、その広がりの最も外側を規定する境界付近のこと。細長い物の先の方。へり、ふち、きわ、隅(すみ)は二次元的な広がりの端。 たん 端 (単位) - たん布の長さの単位。反。
出典: 端 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0