霊
りょう異読 ろう
名詞頻度ランク #4058 · 青空 3126 例
標準
vengeful spirit
文例 · 用例
……わが知るものの霊よ何とてなれは来りしや?
— 宮沢賢治 『四八 黄泉路』 青空文庫
「この道をも私は通る」以下の詩、及び淫売婦に贈つた数篇の詩篇をよむものは、どんなに長い間、彼が霊的に苦しんで居たか、そして今の彼がどんなに健全で高潔な愛の信仰の上に立つて居るかを知るであらう。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
そうした彼の宇宙的博愛主義は、草木万有の中に霊性が有ると信じられてるところの、仏教的な汎神論にもとづいていた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
今、この悲しい詩人の霊は、雑司ヶ谷の草深い墓地の中に、一片の骨となって埋まっている。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
厚化粧の亡霊等は苟安の中に百鬼夜行する。
— 中原中也 『生と歌』 青空文庫
落ちよ、白き霊体、燃ゆる汝が空より落ちよ、――地極の聖女はわが目にはいと聖なれば!
— 中原中也 『ヂェラルド・ド・ネルヴァル』 青空文庫
既に年経て、古く物さびた庵の中には、今もなお故人の霊がいて、あの寂しい風流の道を楽しみ、静かな瞑想に耽っているように見えたか知れない。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
彼の亡き母に対する愛は、加賀千代女の如き人情的、常識道徳的の愛ではなくって、メタフィジックの象徴界に縹渺している、魂の哀切な追懐であり、プラトンのいわゆる「霊魂の思慕」とも言うべきものであった。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
作例 · 標準
この屋敷には無念の死を遂げた者の霊が取り憑いているという噂がある。
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古くからこの地域では、非業の死を遂げた人物を神として祀り、霊を鎮めてきた。
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霊の怒りを買わぬよう、古い塚を取り壊す前に丁重な供養を行うことにした。
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