翰長
かんちょう
名詞
標準
Cabinet (Chief) Secretary
文例 · 用例
今の児玉翰長などは流石に孝行者で、あの齢で鬘も着ないで凝と辛抱してゐる。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
彼女は養女を多く仕立て、時の顕官に結びつくよすがとした、雲梯林田亀太郎氏――粋翰長として知られた、内閣書記翰長もまたお倉の女婿である。
— 長谷川時雨 『明治美人伝』 青空文庫
その席上で幣原首相は、私も自分の利益のために粘っているのではない、国を憂えることは諸君と同じだが、方法が違う、と意見を披瀝しはじめたら、傍から楢橋書記翰長が、なお言をつごうとする首相に「『ストップ』と命じ、首相にこれ以上の発言を許さなかった」(四・二〇、毎日)という意味深長な寸劇が行われた。
— 宮本百合子 『一票の教訓』 青空文庫
輝は、二日うんちをしなかったので、ゆうべは、おかあさんがルスリンかんちょうをして、うんちを出して、ねかせました。
— 一九四一年(昭和十六年) 『獄中への手紙』 青空文庫
作例 · 標準
「翰長、閣議決定の準備が整いました」と秘書官が静かに書類を差し出した。
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歴史小説の主人公は、卓越した交渉術で翰長の地位まで上り詰めた野心家だった。
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翰長の公邸として使われていたその建物は、今では一般公開されている。
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