演義
えんぎ
名詞
標準
popularization
文例 · 用例
人影も見えないのは、演義三国誌|常套手段の、城門に敵を詭く計略。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
『演義三國志』第十九囘に、劉備が呂布の爲に小沛を陷られて、敗走の途中、獵戸の劉安の家に宿せし時、劉安は劉備にその妻の肉を進めたことを記して、當下劉安聞豫州牧至。
— 桑原隲藏 『支那人間に於ける食人肉の風習』 青空文庫
わたくしは病床で『真書太閤記』を通読し、つづいて『水滸伝』、『西遊記』、『演義三国志』のような浩澣な冊子をよんだことを記憶している。
— 永井荷風 『十六、七のころ』 青空文庫
× 原本には「通俗三国志」「三国志演義」その他数種あるが、私はそのいずれの直訳にもよらないで、随時、長所を択って、わたくし流に書いた。
— 序 『三国志』 青空文庫
これを書きながら思い出されるのは、少年の頃、久保天随氏の演義三国志を熱読して、三|更四|更まで燈下にしがみついていては、父に寝ろ寝ろといって叱られたことである。
— 序 『三国志』 青空文庫
その姿を「演義三国志」の原書は、こう書いている。
— 臣道の巻 『三国志』 青空文庫
これのみは、多くの史書も演義の類書もみな一致している。
— 五丈原の巻 『三国志』 青空文庫
ゆえに原書「三国志演義」も、孔明の死にいたると、どうしても一応、終局の感じがするし、また三国争覇そのものも、万事|休む――の観なきを得ない。
— 篇外余録 『三国志』 青空文庫
作例 · 標準
歴史書を一般向けに読みやすく再構成した演義は、多くの読者に親しまれている。
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この演義シリーズは、史実をベースにしつつも、エンターテイメント性を高めている。
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「子供たちにも歴史に興味を持ってもらいたくて、昔話風の演義を読んで聞かせているんだ。」
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標準
adaptation of history for popular reading (esp. Chinese)
作例 · 標準
三国志演義のように、史実を元にした物語は、人々の想像力を掻き立てる。
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この小説は、特定の歴史的事件を舞台にした壮大な演義だ。
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「あの時代の人物たちのドラマを、もっと気軽に知りたいなら、こうした演義を読むのが一番だね。」
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ウィキペディア
演義(えんぎ)とは、主に明清の中国で発展した白話小説の一種。
出典: 演義 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0