衍義
えんぎ
名詞
標準
elaboration
文例 · 用例
自分はちょうどこの教育勅語煥発の際にドイツから六、七年ぶりに帰朝し、いくばくもなくその教育勅語を解釈し、『勅語|衍義』と題してこれを世に公にするの光栄を得たのである。
— 序論 『明治哲学界の回顧』 青空文庫
支那に於ては、清の康の千金方衍義の云ふ所の如きが是である。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
『大學衍義補』の著者丘濬の如き、『明夷待訪録』の著者黄宗義の如き、政治評論を以て聞えた學者でも、宦官に對する意見は、格別司馬光のそれと相違する所がない。
— 桑原隲藏 『支那の宦官』 青空文庫
唐には玄宗の『御注孝經』があり、清には順治帝の『御注孝經』があり、康煕帝の『孝經衍義』があり、更に雍正帝の『御纂孝經集注』がある(『欽定四庫全書總目』卷卅二及び『聖諭廣訓』參看)。
— 桑原隲藏 『支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道』 青空文庫
この二上諭の意義を敷衍した『六諭衍義』や『聖諭廣訓』は、廣く徳川時代に行はれ、我が國の風化にも、大なる裨益を寄與して居る。
— 桑原隲藏 『支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道』 青空文庫
明の丘濬はその『大學衍義補』(卷七十九)に、この養老の禮の目的に就いて、次の如く述べて居る。
— 桑原隲藏 『支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道』 青空文庫
説経節は元来「讃仏乗」の理想から、天竺・震旦・日本の伝説に、方便の脚色を加へて、経典の衍義を試みたところから出たものであらうが、仏教声楽で練り上げた節まはしで、聴問の衆の心を惹く方に傾いて行つて、段々、布教の方便を離れて、生活の方便に移り、更に芸術化に向うたものと思はれる。
— 折口信夫 『信太妻の話』 青空文庫
おまえは、ほんとに、えんぎのわるい鳥だねえ」と、アンネ・リスベットは言いました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『アンネ・リスベット』 青空文庫
作例 · 標準
この論文では、先行研究の理論をさらに衍義し、新たな視点を提示している。
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師匠は、弟子たちの疑問に対して、丁寧に衍義を加えて指導した。
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「この複雑な専門用語は、もう少し衍義が必要だな。」
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