縁起
えんぎ異読 いんえん
名詞頻度ランク #13189 · 青空 849 例
標準
omen
文例 · 用例
マー一服やって縁起を直しては。
— 寺田寅彦 『鴫つき』 青空文庫
四郎がお蘭のところへ来なくなって、この白痴の少年が金モールの服をつけ曲馬の間に舞台に現れて、唄をうたい踊りを踊ったのち、真鍮の小判だの肖像入の黄財布だのを福の縁起だといって見物に売るという噂を耳にした、お蘭は立っても居てもいられなかった。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
……あゝ何のことだ 縁起でもない。
— 宮沢賢治 『疑獄元兇』 青空文庫
その重々しさは四条派の絵などには到底見られないところで、却って無名の古い画家の縁起絵巻物などに瞥見するところである。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
けれど、實際はそれこそ麻雀が人達を魅惑する面白さなので、誰しも少しそれに親しんでくるといつとなくその日その時の縁起まで擔ぐやうになるのも愉快である。
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
そして、その點でとりわけ物事に縁起を擔ぐ支那人が如何に苦心焦慮するかはいろいろ語られてゐることだが、全く外のことでは如何なる擔ぎ屋でもない僕が麻雀の日となると、その日の新聞に出てゐる運勢が變に氣になる。
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
たとえば道成寺縁起という一つのテーマがあり、それの内容となるべきひとくさりのグロテスクでエロチックでまた宗教的なストーリーがある。
— 寺田寅彦 『映画芸術』 青空文庫
とも子 いや……縁起の悪い……沢本 全く貴様はどうかしやしないか。
— 有島武郎 『ドモ又の死』 青空文庫
作例 · 標準
今日、珍しい鳥が庭に現れたのは、何か良い縁起の前触れだろうか。
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試験の前日に財布を拾ったのは、きっと合格の縁起だ。
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「あの店の閉店セールは、新しい店が繁盛する縁起が良いって聞くよ。」
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道で黒猫が横切ったのを不吉な縁起だと感じる人もいる。
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標準
origin
作例 · 標準
この古いお祭りは、数百年前の出来事が縁起となって始まったと言われている。
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この習慣がどこから来たのか、その縁起を調べるのは興味深い。
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「この地域の伝説によると、この川の縁起は竜神にまつわるものらしい。」
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標準
dependent arising
作例 · 標準
仏教では、全ての事象は相互に関連し、縁起によって成り立っていると説く。
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「この世の苦しみも、全ては縁起の理(ことわり)を理解することで乗り越えられる。」
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「あの出来事の縁起を辿っていくと、意外な原因に行き着くこともあるよ。」
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