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家督

かとく
名詞頻度ランク #39970 · 青空 571
1
標準
heir
文例 · 用例
一八七三年にレーリーが家督を相続した頃は農業も相当有利であったが、一八七四年に外国貿易の頓挫した影響から、引いて農民の窮迫を来し、従って地主の財政も極めて不利になった。
寺田寅彦 レーリー卿(Lord Rayleigh) 青空文庫
そこで与一は赤沢宗益というものと相談して、この分では仕方がないから、高圧的|強請的に、阿波の六郎澄元殿を取立てて家督にして終い、政元公を隠居にして魔法三昧でも何でもしてもらおう、と同盟し、与一はその主張を示して淀の城へ籠り、赤沢宗益は兵を率いて伏見竹田口へ強請的に上って来た。
幸田露伴 魔法修行者 青空文庫
そして一日も早く独立の生活を営み得るようになり、自分は大塚の家から別れ、義弟の秀輔に家督を譲りたいものと深く心に決する処があったのです。
国木田独歩 運命論者 青空文庫
その中には年々巨万の地代を挙げながら、代々の慣習によって中学卒業程度で家督を護らせられている壮年者もある。
岡本かの子 雛妓 青空文庫
その妹が家督を継いだ。
太宰治 火の鳥 青空文庫
長男も次男も、不幸な事には皆二十五六で早世して、末ツ子の源作叔父が家督を継いだ。
石川啄木 刑余の叔父 青空文庫
田宮の家では源五右衛門が家督を相続したが、そのうちにお染が病気になった。
田中貢太郎 四谷怪談 青空文庫
お定は先妻の子の伊助がお人よしのぼんやりなのを倖い、寺田屋の家督は自身腹を痛めた椙に入聟とってつがせたいらしい。
織田作之助 青空文庫
作例 · 標準
名家の家督を継ぐのは、長男の義務だと教えられてきた。
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彼はまだ若いが、次期家督として期待されている。
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「父上の後を継ぎ、この家督を守っていく所存です。」
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2
標準
family estate
作例 · 標準
長年、先祖代々受け継がれてきた家督を守ってきた。
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家督を巡って兄弟間で争いが絶えなかったという話を聞いたことがある。
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彼は無事に家督を相続し、一族の安泰を誓った。
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3
標準
headship of a family
作例 · 標準
長男である彼が、正式に家督を相続することになった。
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家督を継ぐということは、単なる地位ではなく、重い責任を伴う。
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「この家督は、私が命に代えても守ってみせます。」
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ウィキペディア

家督(かとく)は、家父長制における家長権を意味する。鎌倉時代に家督の嫡子単独相続、遺産の分割相続が原則とされた。室町時代に両者とも嫡子相続を原則としたが、現実には完全な制度として確立しておらず、内紛が発生した。のち江戸幕府の絶対的な権力を背景として、家督の嫡子単独相続が確立した。

出典: 家督 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0