激憤
げきふん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
resentment
文例 · 用例
謂はば、錯亂への凝視であり、韋駄天に於ける計量であり、激憤絶叫への物差であり、眩暈の定着である。
— 太宰治 『「人間キリスト記」その他』 青空文庫
手遅れの感 本多顕彰氏の激憤 ▼新潮四月号は『小説の政治性と芸術性の問題』の課題で、本多顕彰、富沢有為男、保田与重郎、伊藤整の四氏が評論をかいてゐる。
— 大波小波 『小熊秀雄全集-20』 青空文庫
▼なかでも本多顕彰氏は『も一つ前の問題』といふ題下に、近来の大激憤を洩してゐる、彼の論旨は、政治家に要望して『政治が文学に話しかける時、政治は己れの中のヒューマニズムを省みなくてはならない――』といふのである。
— 大波小波 『小熊秀雄全集-20』 青空文庫
」六 青年の面が、火のような激憤で、埋まるのを見ると、紳士はそれを宥めるように云った。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
ワイトマンは肝臓が破裂するほどの激憤を感じた。
— 海野十三 『軍用鼠』 青空文庫
」六 青年の面が、火のやうな激憤で、埋まるのを見ると、紳士はそれを宥めるやうに云つた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
祖父は進取の方の気質で、丁髷も藩士のうちでは早く剪った方らしく、或る日外出して帰った頭を見ればザンギリなのに気丈の曾祖父が激憤して、武士の面汚しは生かして置かぬと刀を振って向ったという有様を、祖母は晩年までよく苦笑して話した。
— 宮本百合子 『明治のランプ』 青空文庫
この時ばかりは私は激憤して伊藤の変節を腹の底から憎んだ。
— 嘉村礒多 『途上』 青空文庫
作例 · 標準
不当な判決を不服として、原告側は激憤の声を上げた。
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汚職に手を染める政治家たちの姿に、国民の間で激憤が広がっている。
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「絶対に許せない!」と、彼は激憤のあまり震えていた。
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