小吏
しょうり
名詞
標準
petty official
文例 · 用例
盗尉部の小吏といえば今なら警視庁の巡査か雇員というところだろう。
— 田中貢太郎 『賈后と小吏』 青空文庫
「は」 朝夕の食料に不足していた小吏の心は、仙妃よりも山海の珍味の方に往っていた。
— 田中貢太郎 『賈后と小吏』 青空文庫
「私はお前と宿縁があったから、お前を召んだ、良夜易闌、可即帰寝」 小吏不敢辞、遂侍仙妃枕席。
— 田中貢太郎 『賈后と小吏』 青空文庫
手医師の何某が、三人の小吏と、二人の与力と一緒に待っていた。
— 菊池寛 『蘭学事始』 青空文庫
刀を執る者は、虎松という九十に近い小吏だった。
— 菊池寛 『蘭学事始』 青空文庫
老人の小吏は、磨ぎすました出刃を逆手に持つと、獣の肉をでも割くように、死体の胸をずぶずぶと切り開いていった。
— 菊池寛 『蘭学事始』 青空文庫
父は其頃県庁の小吏であった。
— 二葉亭四迷 『平凡』 青空文庫
白く降埋んだ往来には、人や馬の通る痕が一条赤く染いている――その泥交りの雪道を、おつぎさんの凍った身体は藁蓆の上に載せられて、巡査|小吏なぞに取囲まれて、静に担がれて行きました。
— 島崎藤村 『旧主人』 青空文庫
作例 · 標準
その書類は、小吏(しょうり)が管理する部署に回された。
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かつての宮廷では、多くの小吏(しょうり)が雑務をこなしていた。
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彼は、大役を任される前の、小吏(しょうり)としての経験を懐かしく語った。
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