下元
かげん
名詞頻度ランク #38039 · 青空 2 例
標準
15th day of the 10th lunar month
文例 · 用例
これより先幕府は安政三年二月に、蕃書調所を九段坂下元小姓組|番頭格竹本|主水正正懋の屋敷跡に創設したが、これは今の外務省の一部に外国語学校を兼たようなもので、医術の事には関せなかった。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
私と先輩の同窓生で久留米の松下元芳と云う医者と二人|連で、御霊と云う宮地に行て夜見世の植木を冷かしてる中に、植木屋が、「旦那さん悪さをしてはいけまへんと云たのは、吾々の風体を見て万引をしたと云う意味だから、サア了簡しない。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
折角仕掛った物が出来ないと云ては学者の外聞が悪いとか何とか云うような訳けで、私だの久留米の松下元芳、鶴田仙庵等は思切たが、二、三の人は尚お遣た。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
したがって支払う時期と方法は、よほどたしかでなければならない」三 須川の屋敷は下元禄にある。
— 山本周五郎 『蘭』 青空文庫
由利はそうさせまいとする弁之助をずるずるとなかばひきずりながら、走るような足どりで下元禄というところまでゆき、平等院という菩提寺の墓地へとはいっていった。
— おもかげ 『日本婦道記』 青空文庫
この事は一度郷土研究の中にも説いたことがあるが、関西の十夜関東のトオカンヤ(十日夜)は、すなわち下元の節のことで、起原は正しく亥の子と一つである。
— 柳田国男 『年中行事覚書』 青空文庫
それで手足の指などは自分のからだの一部とは思われないように冷え凍えてこちこちしている代わりに頭の中などはいいかげんにあたたかいものがよい程度に充実しているような気がしている。
— 寺田寅彦 『春六題』 青空文庫
「武士は食わねど高楊子」主義で突っぱった当時の青年文士は、いいかげんシビレを切らしても、原稿料の催促はしたくなかった。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
作例 · 標準
道教では、下元は罪を懺悔し、災厄を祓う重要な日とされる。
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旧暦の十月十五日、下元節には家族で団欒し、伝統的な食事を共にする。
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今年は下元が週末と重なるため、各地で祭事が行われる予定だ。
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