中元
ちゅうげん
名詞
標準
15th day of the 7th lunar month
文例 · 用例
もしも H0 - A がKより大きいような人ならばその人は年中怒りっぽくまた憂鬱になりやすいし、また H0 + A がKより小さい人は年中元気がなく悄気ていることになる。
— 寺田寅彦 『五月の唯物観』 青空文庫
出るよう」 船頭は大きい声で呼ぶと、小児の手を曳いたおかみさんや、寺参りらしいお婆さんや、中元の砂糖袋をさげた小僧や、五、六人の男女がおくれ馳せにどやどやと駈け付けて来て、揺れる船縁からだんだんに乗り込んだ。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
それがちょうど中元の頃で、この土地の人々は昔からの風習に従って家々で草を束ねた馬の形をこしらえ、それを水辺に持出しておいてから、そこいらの草を刈ってそれをその馬に喰わせる真似をしたりしていた。
— 寺田寅彦 『海水浴』 青空文庫
「私のお母さんなんか、来るたびにちやほやされて、盆暮には家中めいめいにうんとお中元やお歳暮をもらうもんだから、あんな話のわかる御主人はないと言って、有難がっていたものよ。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
私は去年の盆にあなたの代りに、あの老女中が中元を届けに来た以来、買収して、あなたのことなら現在まで私には筒抜けです。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
正中元年その御計画は、北條氏の探知するところとなり、資朝、俊基の公卿を始め、土岐頼兼、多治見国長などの犠牲者を出したが、天皇は隠忍してその時機を待たせられて居たが、嘉暦元年北條氏の皇位継承に対する干渉露骨となるや、天皇の御決心いよ/\深く、北條氏討伐の御計画は、正に一触即発の域に達した。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
そは両三日前妹が中元の祝いにと、他より四、五円の金をもらいしを無理に借り受け、そを路費として、夜半寝巻のままに家を脱け出で、これより耶蘇教に身を委ね神に事えて妾が志を貫かんとの手紙を残して、かくは上京したるなれば、妾はもはや同志の者にあらず、約に背くの不義を咎むることなく長く交誼を許してよという。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
老人は京橋辺の知人のところへ中元の礼に行った帰り路だとか云うことで、ふた言三言立ち話をして別れた。
— 幽霊の観世物 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
旧暦では、中元は祖先を供養する大切な日でした。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
多くの地域で、中元には先祖の霊を迎えるための準備がされます。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「お盆の時期は、中元とも重なるんだっけ?」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
標準
mid-year gift
作例 · 標準
毎年夏になると、会社から社員に中元が贈られます。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
お世話になった方へ、感謝の気持ちを込めて中元を贈ります。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「あ、そろそろ中元の時期か。誰に送ろうかな?」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
ウィキペディア
中元(ちゅうげん)は、道教に由来する年中行事で三元の1つ。仏教では盂蘭盆節(うらぼんせつ)と呼ぶ。もともと旧暦の7月15日に行われていたが、現代の日本では新暦の7月15日または8月15日に行われる。この時期に、世話になった人々に贈り物をする習慣を特に「お中元」とも呼ぶ。
出典: 中元 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0