車輪
しゃりん
名詞頻度ランク #15663 · 青空 763 例
標準
(vehicle) wheel
文例 · 用例
凍結した霜夜の街を駆け行く人力車の車輪の音――またゴム輪のはまっていなかった車輪が凍てた夜の土と砂利を噛む音は昭和の今日ではもうめったに聞くことの出来ないものになってしまった。
— 寺田寅彦 『追憶の冬夜』 青空文庫
二人がその白い道を、肩をならべて行きますと、二人の影は、ちゃうど四方に窓のある室の中の、二本の柱の影のやうに、また二つの車輪の輻のやうに幾本も幾本も四方へ出るのでした。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
この機械の主要な部分は発信機と受信機と両方に精密に同時に回転する車輪である。
— 寺田寅彦 『変った話』 青空文庫
しかしその頃からみると、室内の調度や家具が古くなり、ハタオリ器械や、酒場の招牌や、腕の缺けた彫刻や、壞れた車輪や、投げ出された椅子などのガラクタ(と言つては失禮だが)に年代の錆がついて、大へん雅趣が深くなつた。
— 萩原朔太郎 『歳末に近き或る冬の日の日記』 青空文庫
ぼんやりした景色のなかで、白いくるまやさんの足はいそげども、ゆくゆく車輪がさかさにまわり、しだいに梶棒が地面をはなれ出し、おまけにお客さまの腰がへんにふらふらとして、これではとてもあぶなさうなと、とんでもない時に春がまつしろの欠伸をする。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
車輪の赤い色までが、花瓣の上のやうに冷たくしつとりとしてゐて、私を愉しませてゐました。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『巴里の手紙』 青空文庫
」 そして、列車は轟然たる車輪の響きを高めつゝ橋にさしかゝった。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
つい、四五日前まで船に乗って渡っていた、その河の上を、二頭立の馬に引かれた馬車が、勢いよくがらがらと車輪を鳴らして走りだした。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
作例 · 標準
自転車の車輪がパンクしてしまい、修理工場へ持っていった。
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子供は新しい自転車の車輪を誇らしげに磨いていた。
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観覧車の大きな車輪が、ゆっくりと空に回っていく。
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ウィキペディア
車輪 とは、車の輪。乗り物類の下にある円形の物体で、軸のまわりを回転し、地面上を容易に移動することを可能にする目的のもの。ホイールと称した場合、自動車の部品を指す事が多い。
出典: 車輪 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0