甜瓜
てんか異読 まくわうり・テンカ
名詞
標準
Oriental melon (Cucumis melo var. Makuwa)
文例 · 用例
自分らは汗をふきふき、婆さんが剥いてくれる甜瓜を喰い、茶屋の横を流れる幅一尺ばかりの小さな溝で顔を洗いなどして、そこを立ち出でた。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
其處で薄汚れた襪に成つて、肩から廂へ、大屋根へ這上つて、二百十日と云ふ形で、やつとこな、と帽子を掴むと、下の奴は甜瓜かじりに靴を掴んで、一目散。
— 泉鏡太郎 『人參』 青空文庫
(帽子を脱ぐ、ほとんど剃髪したるごとき一分刈の額を撫でて)や、西瓜と云えば、内に甜瓜でもありますまいか。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
修道院の※あけはなち晩餐なり甜瓜がまろし月の光に修道院こよなく明し燈のつきてこの焼豚の塊の美しさわれ立ちて今は踊らむ月あかり深めば鐘もゆり傾ぐなり月がいい。
— 北原白秋 『海阪』 青空文庫
それが萬物の生きてゐる證據さ」 口喧嘩 南瓜と甜瓜と、おなじ畑にそだちました。
— 山村暮鳥 『ちるちる・みちる』 青空文庫
或る日、おてんば娘の甜瓜が、かぼちやに毒舌を吐きました。
— 山村暮鳥 『ちるちる・みちる』 青空文庫
甜瓜は葉つぱのかげで、その間、絶えずくすくす笑つてゐました。
— 山村暮鳥 『ちるちる・みちる』 青空文庫
不攝生はよろしくないが、甜瓜位は飽くことを知らずに食ふ。
— 長塚節 『旅行に就いて』 青空文庫
作例 · 標準
夏の暑い日には、冷えた甜瓜が最高のデザートだ。
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農家で採れた新鮮な甜瓜は、甘くてみずみずしかった。
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甜瓜を使ったスムージーは、夏の疲れた体に嬉しい一杯だ。
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