老後
ろうご
名詞頻度ランク #10311 · 青空 321 例
標準
old age
文例 · 用例
生みの親の、その肉親の纏白の情は、殊に老後の思い出に遥々たずね当った稀なる歓びは心情の捻纏を一層に煩わしくしよう。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
老妓は高いところから何も知らない顔をして、鷹揚に見ているが、実は出来ることなら自分をみち子の婿にでもして、ゆくゆく老後の面倒でも見て貰おうとの腹であるのかも知れない。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
多くの巴里人のならわし通りこの男も老後を七、八十|里巴里から離れた田舎へ恰好な家を見付けて買取り、コックに一人の女中ぐらい置いて夫婦の後年を閑居しようという人達だ。
— 岡本かの子 『巴里の秋』 青空文庫
それは見ず知らずの国で寂しい老後を送るよりは、知己の多い大阪で土になりたいという寂しい願いのためであった。
— 梶井基次郎 『不幸』 青空文庫
ただ問題は棋界に功勞があり、而も棋力|衰へた老棋士の老後の生|活に對して同時に何等かの考慮が拂はるべきである事を僕は切言したい。
— ―將棋いろいろ― 『下手の横好き』 青空文庫
何れ老後の厄介を見て貰わねばならない一人息子である。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
彼の、すゞに対する感情は、老人が、自分の孫にあたるような幼い娘を、老後の断ち切ることの出来ない欲情から愛ずる。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
留守には、年寄った腰の立たない与吉の爺々が一人で寝て居るが、老後の病で次第に弱るのであるから、急に容体の変るという憂慮はないけれども、与吉は雇われ先で昼飯をまかなわれては、小休の間に毎日一度ずつ、見舞に帰るのが例であった。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
作例 · 標準
夫婦は、退職後の穏やかな老後を自然豊かな田舎で過ごすことを夢見ている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
若いうちから計画的に資産形成をして、安心して老後を迎えたい。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
趣味や地域の活動に積極的に参加することが、充実した老後につながるだろう。
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