青年時代
せいねんじだい
名詞
標準
(one's) youth
文例 · 用例
僕が俳句を毛嫌いし、芭蕉も一茶も全く理解することの出来なかった青年時代に、ひとり例外として蕪村を好み、島崎藤村氏らの新体詩と並立して、蕪村句集を愛読した実の理由は、思うに全くこの点に存している。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
青年時代になってからも、色々恐ろしい幻覚に悩まされた。
— 萩原朔太郎 『僕の孤独癖について』 青空文庫
青年時代に、僕をひどく苦しめた病的感覚や強迫観念が、年と共に次第に程度を弱めて来た。
— 萩原朔太郎 『僕の孤独癖について』 青空文庫
青年時代に手をつけた「空の青色」に関する問題が、二十六年後の一八九九年に現われた論文で取扱われている。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
僕等の作る西洋まがひの詩なんていふものは、結局青年時代のエキゾチシズム以外の何物でもなく、日本の風土に合はない附燒刃の似而非物ではないかと考へたりした。
— 萩原朔太郎 『詩に告別した室生犀星君へ』 青空文庫
青年時代の私は、非常に神經質の人間であり、絶えず病的な幻想や強迫觀念に惱まされてゐた。
— 萩原朔太郎 『酒に就いて』 青空文庫
自分の少青年時代に受けた文学的の教育と言えば、これくらいのことしか思い出されない。
— 寺田寅彦 『科学と文学』 青空文庫
自分が物心づくころからすでにもうかなりのおばあさんであって、そうして自分の青年時代に八十余歳でなくなるまでやはり同じようなおばあさんのままで矍鑠としていたB家の伯母は、冬の夜長に孫たちの集まっている燈下で大きなめがねをかけて夜なべ仕事をしながらいろいろの話をして聞かせた。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
作例 · 標準
彼は青年時代に放浪の旅に出て、多くの異文化に触れた経験を持つ。
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祖父のアルバムには、青年時代の生き生きとした表情の写真が並んでいた。
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青年時代に読んだ一冊の本が、私の人生を大きく変えるきっかけとなった。
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