自己中心的
じこちゅうしんてき
形容動詞
標準
egoistic
文例 · 用例
その儒教道徳と、それからやや喰み出した、彼の強烈な自己中心的な感情との混合体である。
— 中島敦 『斗南先生』 青空文庫
猪木は自己中心的で、抜け目のない男さ。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
然し少し深く考えて見ると、私としては幾分の利己的少くとも自己中心的な考があるらしい。
— 一九二二年(大正十一年) 『日記』 青空文庫
それは、云ふまでもなく、われわれのうちに伸び育つた「人間」なるものは、あまりに「個人的」であつたといふこと、「自己中心的」であつたといふことである。
— ――宛名のない手紙―― 『日本人とは?』 青空文庫
アントアネットは自分の室に逃げ込んで、青春の自己中心的なあらんかぎりの力で、息苦しい恐怖をしりぞける助けとなりうる唯一の考え、すなわち恋人へ思いをはせること、その方へすがりついていった。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
彼の眼に映ったものは、快活な社交的な無頓着な花やかな民衆ではなくて、自己中心的な孤立した精神の人々であった。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
蟹江という男は、その真底においては、このように自己中心的な感じ方をする男なのです。
— 梅崎春生 『Sの背中』 青空文庫
実際、人が孤立した自己中心的な個人ではなく協同社会の有用な一員になることこそ文明の正しい特徴である。
— Civilization And Disease (1943) 『文明と病気』 青空文庫
作例 · 標準
「彼の自己中心的な態度は、チームの士気を下げる原因になっている。」
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自分の利益だけを追求する自己中心的な行動は、信頼を失う近道だ。
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彼女は自己中心的な性格だと思われていたが、実は人一倍寂しがり屋だった。
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