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少壮

しょうそう
形容動詞名詞
1
標準
youth
文例 · 用例
この言葉の中には欧米学界の優越に対する正当なる認識と尊敬を含むと同時に、我国における独創的の研究の鼓吹、小成に安んぜんとする恐れのある少壮学者への警告を含んでいたのである。
寺田寅彦 工学博士末広恭二君 青空文庫
地理学のほうでは人口の分布や農耕範囲の問題などについて、興味ある物理学的統計学的研究をしている少壮学者もある。
寺田寅彦 物質群として見た動物群 青空文庫
しかしわが貧乏国日本の忠実な少壮学者は貧乏な大学の研究所のために電池のわずかな費用を節約しつつ、たくあんをかじり、渋茶に咽喉を潤してそうして日本学界の名誉のために、また人間の知恵のために骨折り働いているのである。
寺田寅彦 小浅間 青空文庫
売出しの少壮実業家と云はれて、俺は今若木の枝が芽を吹くやうにめきめきと世の中に延びて行く。
平出修 瘢痕 青空文庫
蛍雪館の主人は、江戸っ子漢学者で、少壮の頃は、当時の新思想家に違いなかった。
岡本かの子 食魔 青空文庫
「四十年前少壮時、功名聊復自私期、老来不識干戈事、只把春風桃李巵」なぞと太平の世の好いお爺さんになってニコニコしながら、それで居て支倉六右衛門、松本忠作等を南蛮から羅馬かけて遣って居るところなどは、味なところのある好い男ぶりだ。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
大哲スピノザ、少壮にして猶太神学校にあるや、侃々の弁を揮つて教条を議し、何の憚る所なし。
石川啄木 閑天地 青空文庫
ヱマルソン言へる事あり、尤も冷淡なる哲学者と雖、恋愛の猛勢に駆られて逍遙徘徊せし少壮なりし時の霊魂が負ふたる債を済す事能はずと。
北村透谷 厭世詩家と女性 青空文庫
作例 · 標準
彼女は、少壮の勢いで次々と難事件を解決していく、若き刑事として注目されていた。
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少壮の士官たちが、国の将来を担うべく、意気高く任務に臨んだ。
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その少壮の才能は、周囲のベテランたちからも一目置かれる存在だった。
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