気鋭
きえい
名詞-の形容詞形容動詞名詞頻度ランク #27602 · 青空 54 例
標準
spirited
文例 · 用例
況や予が生活を得るまでには猶少くも三四年は間があって、母の命八十を必し難しとすれば、予は自分の功名心や、遠い先の幸福などに望を掛けて、大きな考を起す暇がないのである、年少気鋭の時代は何人にもある、予と雖も又其の内の一人であれば、外国へ飛び出さんとの念を起せるも一二度ではなかった。
— 伊藤左千夫 『家庭小言』 青空文庫
しかし、この時の独歩の体内に流れていた血は、明かに支配階級に属する年少気鋭の忠勇なる士官のそれと異らないものであった。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
最後にもう一つ、頭のいい、ことに年少気鋭の科学者が科学者としては立派な科学者でも、時として陥る一つの錯覚がある。
— 寺田寅彦 『科学者とあたま』 青空文庫
)麻川氏を惜しむこころ、麻川氏の佳麗な文章や優秀な風采、したたるような新進の気鋭をもって美の観賞を誤って居るようなもどかしさを葉子は感じたからである。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
余は彼の評論に就きて満足すること能はざるところあるにも係らず、其気鋭く胆大にして、幾多の先輩を瞠若せしむる技倆に驚ろくものなり。
— 北村透谷 『明治文学管見』 青空文庫
新進気鋭の作家たちが、視野をひろく求め取材に憂きみをやつすといふのが一種の風潮かも知れぬが、多くの場合に於いて、その観察力乃至は描写力に於いて表面的にのみ流れ、これは特に藤沢氏のみを指すわけではないが、多作多難に容易に打ち克つことは敵はぬのではなからうか。
— 牧野信一 『浪曼的月評』 青空文庫
然しながら私は日本の最も「若い画家」(年齢といふ意味許りではない)の新進気鋭の意味の発表場所として是非この種の展覧会の一つ位あつても良いと考へてゐる。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
塩谷氏は年少気鋭、歩くこと飛ぶに似たり。
— 大町桂月 『層雲峡より大雪山へ』 青空文庫
作例 · 標準
そのシンポジウムでは、ベテランの経済学者と気鋭の若手評論家が熱い議論を交わした。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
彼女は、数々の国際的な賞を獲得している気鋭の映画監督だ。
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その雑誌は、現代アートの未来を担う気鋭の芸術家たちを特集した。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
文壇に登場したばかりの気鋭の作家として、彼の次回作に大きな期待が寄せられている。
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