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老衰

ろうすい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞名詞-の形容詞頻度ランク #41461 · 青空 364
1
標準
senility
文例 · 用例
花袋は、その後「蒲団」や「一兵卒」など自然主義派の見本のような小説を作って、国木田独歩、岩野泡鳴ら同主義の作家と呼応して、自然主義を文壇思潮の主流たらしめ、硯友社その他の既成老衰作家などを、ひとたまりもなく押し流してしまった。
――田山花袋氏―― 紀行文家の群れ 青空文庫
老衰を防ぐにはこれが第一だといって武奈岐を持って来て呉れるものもある。
岡本かの子 富士 青空文庫
私は日々に憔悴し、血色が悪くなり、皮膚が老衰に澱んでしまった。
散文詩風な小説 猫町 青空文庫
この刹那に、スタニスラウスは一同の目が自分の一身に集注してゐるのを感じて、それと同時に自分が奈何にも老衰して、たよりなくなつてゐるやうに思つた。
DAS FAMILIENFEST 祭日 青空文庫
又、女達の中には、ひどく老衰して小さくなり、そして大きな寢室の上で、まるで舞臺の上かなんぞのやうに、家族の者や召使や犬などを前にしながら、叮嚀にそして莊嚴に死んでゆく者もあつた。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から 青空文庫
それがため、父はいらだたしさにさもしく老衰して行き、自分は初恋から卑しく五十男に転換して行く……。
岡本かの子 渾沌未分 青空文庫
私がN署の刑事部屋に這入ると、そこには頭髪を切った無表情な少女のかたわらに、悄然と老衰した彼女の父が坐っていた。
吉行エイスケ 大阪万華鏡 青空文庫
老衰して黒っぽくなりその上に煤煙によごれた古葉のかたまり合った樹冠の中から、浅緑色の新生の灯が点々としてともっているのである。
寺田寅彦 破片 青空文庫
作例 · 標準
100歳を目前にした曾祖母は、特に重い病気を患うこともなく、眠るように老衰で静かに息を引き取った。
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獣医からは「これといった病気ではなく、単なる老衰ですね」と告げられ、愛犬との残された時間を大切に過ごした。
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死亡診断書の死因欄に「老衰」と書かれたのを見て、大往生だったのだとようやく心の中で区切りをつけることができた。
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