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乾物

かんぶつ
名詞頻度ランク #36291 · 青空 184
1
標準
dry provisions
文例 · 用例
火を起こしてそれから僕は近所の乾物屋を探し、コンビーフと福神漬を買つて来た。
中原中也 引越し 青空文庫
「水が飲みたあい」 と、炎天の下で乾物になりさうな程も、焙られて怒鳴りながら駆けて、帰つた子供たちは、井戸に飛びついてポムプを押すのだが、井戸からは一滴の水も出ないのだ。
葉山嘉樹 井戸の底に埃の溜つた話 青空文庫
かますの乾物のように、痩せて固まった彼の母は、寝苦しいものと見えて、時々溜息をついていた。
葉山嘉樹 生爪を剥ぐ 青空文庫
隣の乾物の陰に桐の花が咲いている。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
そして街から街へ、先に云つたやうな裏通りを歩いたり、駄菓子屋の前で立留つたり、乾物屋の乾蝦や棒鱈や湯葉を眺めたり、たうとう私は二條の方へ寺町を下り其處の果物屋で足を留めた。
梶井基次郎 檸檬 青空文庫
彼は、朝、早くから、逃亡した工人を追っかけて、汚穢物乾燥場の、汚穢の乾物を積重ねてある蓆俵のかげに、すなんでいたのを掴まえてきた話をした。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
」 お菜は、ふのような乾物類ばかりで、たまにあてがわれる肉類は、罐詰の肉ときている彼等は、不潔なキタない豚からまッさきにクン/\した生肉の匂いと、味わいを想像した。
黒島傳治 前哨 青空文庫
そして街から街へ、先に言ったような裏通りを歩いたり、駄菓子屋の前で立ち留まったり、乾物屋の乾蝦や棒鱈や湯葉を眺めたり、とうとう私は二条の方へ寺町を下り、そこの果物屋で足を留めた。
梶井基次郎 檸檬 青空文庫
作例 · 標準
祖母の家には、いつも棚いっぱいに昆布や干し椎茸などの乾物が常備されていて、急な来客にも困らない。
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非常時に備えて、乾物のストックを確保しておくのは大切で、いざという時の食料源となる。
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この筑前煮には、戻した切り干し大根の乾物がよく合い、深い味わいを醸し出している。
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海外旅行には、軽くて日持ちのする乾物(例えば乾燥わかめ)を持っていくと便利で、現地の食事に飽きた時に重宝する。
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