脅し
おどし
名詞頻度ランク #11306 · 青空 126 例
標準
threat
文例 · 用例
そして一人|留守番のときの用心に、いつものように入口に鍵をかけ、電燈を消して、蚊帳の中に這入り、万一|忍び込むものがあるときの脅しに使う薄荷入りの水ピストルを枕元へ置いた。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
璧を齎ちて河を渡りける時、河の神の、璧を得まくおもふより波を起し、蛟をして舟を夾ましめ其を脅し求むるに遇ひしが、吾は義を以て求むべし、威を以て劫すべからずとて、左に璧を操り右に剣を操り、蛟を撃ちて皆殺しにしけるとぞ。
— 幸田露伴 『花のいろ/\』 青空文庫
死の脅しがすぐ彼には感ぜられた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
いくらか脅し気味でもあつた。
— 平出修 『夜烏』 青空文庫
昼からかけての心の顫は漸く薄らいだが恐怖は却つてはつきりした知覚を以て彼を脅した。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
死に至るまで持続せられて行く生に対する脅しを恐れたのである。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
つまり刺青のマニアっていう奴ね」「…………」「いやがるのを無理に、脅したり、すかしたり、甘言を弄したりして、家へ連れこんでは、麻薬をかがせて、刺青をしてしまうのよ。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
その態度は物の味の試しを勧めるというより芝居でしれ者が脅しに突出す白刃に似ていた。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
標準
bird-scaring device (scarecrow, gun, etc.)