鳥おどし
とりおどし
名詞
標準
scarecrow
文例 · 用例
……鉄砲打の鳥おどしかと思ったが、大きにそんなのが局員の先生で、この姉さんの旦那かも知れねえよ。
— 泉鏡花 『唄立山心中一曲』 青空文庫
「千枝まが見えたら鳥おどしなと作って貰いましょ」「それもよかろうよ」と、父は狭い庭いっぱいの朝日をまぶしそうに仰ぎながらほほえんだ。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
午後門外を歩むに耕したる水田に鳥おどしの色紙片々として風に翻るを見る。
— 永井荷風 『荷風戰後日歴 第一』 青空文庫
丁度稲の取入れ時で、附近の田畑には、鳥おどしの空鉄砲があちこちで鳴り響いていた。
— 江戸川乱歩 『灰神楽』 青空文庫
今彼が奥村を打殺した銃声も、遠方の人々には、その鳥おどしの銃声と区別がつかなかったに相違ない。
— 江戸川乱歩 『灰神楽』 青空文庫
鳥おどしまたは鴉おどしの語は新しいものだろうが広く行われている。
— 柳田国男 『年中行事覚書』 青空文庫
作例 · 標準
田んぼの四隅に置かれた鳥おどしが、秋風に吹かれてカサカサと音を立てている。
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最近の鳥おどしは、キラキラ光るテープや目玉模様の風船など種類が豊富だ。
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昔ながらの案山子だけでなく、この地域では爆音機を鳥おどしとして使っている。
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