脅し文句
おどしもんく
名詞
標準
threatening words
文例 · 用例
」 即ちこれは、余等の幼時に往々用ひたる脅し文句だつた。
— 牧野信一 『余の倅に就いて』 青空文庫
時には玄關番にうるさがられて脅し文句を浴せられたりした。
— 嘉村礒多 『崖の下』 青空文庫
双方から出た仰山な脅し文句は沢山あったが、右の如く覚えやすくて口調のよい警句は、群衆心理を支配するに偉大なる効力があるものである。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
そうかと思うと、「女のくせに生意気だ、闇の夜を気をつけろ」なんて脅し文句を私の袂に投げ入れる書生もありました。
— 三浦環 『お蝶夫人』 青空文庫
「ふん、海賊のおきまりの脅し文句だ。
— 宮原晃一郎 『怪艦ウルフ号』 青空文庫
いまの電話の脅し文句も、嘘であるとは思えない。
— 海野十三 『蠅男』 青空文庫
彼のヒステリックな言動や、蔑むような冷やかな、奇怪ともなんとも不可解な視線を投げつけられたら、以前の彼女なら泣きもしたろう、怨みもしたろう、出て行きますとか飢え死に死んじまうとか脅し文句も並べたろう。
— ДУЭЛЬ 『決闘』 青空文庫
何のために小夜子があんな脅し文句の手紙を書いたか、結局この解決に来る予備手段に違いないが、ここに気付かれぬのは賢明なる検事にも似合しからぬことだと皮肉を浴びせ、更に、当夜果して脅迫的のことをいったか如何かという点に関しては、この点について検事自身「被告者と被害者のみが知っていることである。
— 浜尾四郎 『死者の権利』 青空文庫
作例 · 標準
例句