石彫
いしぼり
名詞
標準
stone carving
文例 · 用例
」「ところで、はい、あのさ、石彫の大え糸枠の上へ、がっしりと、立派なお堂を据えて戸をあけたてしますだね、その中へこの……」 お米は着流しのお太鼓で、まことに優に立っている。
— 泉鏡花 『縷紅新草』 青空文庫
もとよりニセ物のビザンチン石彫の破片やエトラスカの土焼皿などもあって外人相手の店には違いないがその列んだ品物のなかにこの葡萄の蔓模様の鉄の取手があったのに加奈子は心をひかれた。
— 岡本かの子 『豆腐買い』 青空文庫
あの北村四海などの石彫でも何處に一つ出來てる處がない。
— 長塚節 『記憶のまゝ』 青空文庫
前にアヌンチヤタの我に語りし希臘の神女も、石彫の像なれば瞻視をば闕きたるべし。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
男ごころよ、なが領に、顏かがやきて胸冷えて、御苑にたてる石彫の女神に似つる子はなきやその圓肩に手をかけて、ほほゑみをしも待たまくば、寧ろや海の牡蠣が身の巖根の夢を羨まむ。
— 薄田泣菫 『泣菫詩抄』 青空文庫
石彫獅子の賦1童子に問へば石工は木かげに夢を結びぬと。
— 薄田泣菫 『泣菫詩抄』 青空文庫
石彫ながく傳はりて、榮とならんは幾千歳、ああ藝術は支配せよとはの生命ぞ汝にあり。
— 薄田泣菫 『泣菫詩抄』 青空文庫
『石彫獅子の賦』は、大阪横堀に近い、何とかいふ町の石彫工塲で落想を得た作品でした。
— 薄田泣菫 『詩集の後に』 青空文庫
作例 · 標準
博物館では、古代から伝わる精緻な石彫の数々を展示している。
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現代美術の分野では、石彫を用いた抽象的な作品が注目を集めている。
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石彫の技法を習得するには、石材の特性を理解し、長年の鍛錬が必要とされる。
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その歴史的建造物には、当時の生活様式を物語る見事な石彫が施されている。
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