石工
いしく異読 せっこう
名詞
標準
mason
文例 · 用例
男の児は小さい癖にどうかすると大人の――それも木挽きとか石工とかの恰好そっくりに見えることのある児で、今もなにか鼻唄でも歌いながらやっているように見える。
— 梶井基次郎 『城のある町にて』 青空文庫
石工が入って、鑿で滑にして、狡鼠を防ぐには、何より、石の扉をしめて祭りました。
— 泉鏡花 『半島一奇抄』 青空文庫
稲葉卯三郎が通訳長尾房之助を帯同、政庁を訪れると、ケノン少佐は移民法に接触してはならぬからと口頭契約で、人夫九百名、石工千名、人夫頭二十名、通訳二名、合計千九百二十二名の労働者の供給を申込んだ。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
日給は道路人夫一ペソ二十五セント、石工二ペソ、人夫頭二ペソ五十セント、通訳は月給で百八十ペソと百ペソ、労働時間は十時間、食事及び宿舎は官費で病気の者は官営病院で無料治療、なおマニラ・ダグバン間の鉄道運賃は政府負担という申し分のない条件であった。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
井芹昌信さんはアスキーの出版部門の書籍の親分、土田米一さんは雑誌の親分、大石工次さんは営業の親分だった人だ。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
今は此のシラクスの市で、石工をしている。
— 太宰治 『走れメロス』 青空文庫
そんなに私を信じられないならば、よろしい、この市にセリヌンティウスという石工がいます。
— 太宰治 『走れメロス』 青空文庫
」その若い石工も、メロスの後について走りながら叫んだ。
— 太宰治 『走れメロス』 青空文庫
作例 · 標準
熟練した石工の手によって、一分の隙もない見事な城の石垣が築き上げられた。
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石工は鑿(のみ)と槌(つち)を巧みに操り、硬い御影石から精緻な仏像を彫り出していく。
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「これほど見事な加工は、並の石工にできる仕事ではないよ。」
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一人前の石工として認められるまでには、石の性質を見極めるための長い修業期間が必要だ。
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ウィキペディア
石工 とは、石材を加工したりそれで何かを組みたてたりする人のこと。またその職業のこと。
出典: 石工 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0