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石刻

せっこく
名詞
1
標準
stone carving or engraving
文例 · 用例
Aはヘルメツト帽を傾け、Mは麦稈帽子を手にしたまゝ、じつとその石刻の仏像に対して立つた。
田山録弥 石窟 青空文庫
石刻の仏像は、しかも何も知らぬやうに、何者が来てそれと相対しやうが対すまいが、感動しやうが感動しまいが、そんなことには頓着ないといふやうに、寂としてそこに立つてゐるのであつた。
田山録弥 石窟 青空文庫
かれ等の心はその石刻の仏像と雑り合つた。
田山録弥 石窟 青空文庫
張廉卿の楷書に至つては、最も石刻の惡癖を學んだもので、殆ど筆で書いたといふ神味は更にない。
内藤湖南 北派の書論 青空文庫
それで日本に來て唐の眞蹟を見ることが出來、又近頃のやうに支那の敦煌其の他西域地方からして多くの眞跡が發掘されると云ふことになつて、之を見ることが容易になつて來ると、元來は書に就ては天稟の技倆のある支那人は、必ず石刻を差措いて眞跡に赴くと云ふことが當然である。
内藤湖南 北派の書論 青空文庫
日本には石刻以上の眞跡と云ふものが非常に澤山あつて、それ等は皆假令上手、下手に拘らず、當時の筆意をあり/\と傳へてあるものである。
内藤湖南 北派の書論 青空文庫
此|重注石刻は初の開元注に遅るること更に二十年余である。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
龍村さんの帯地の多くは、その独特な経緯の組織を文字通り縦横に活かした結果、蒔絵の如き、堆朱の如き、螺鈿の如き、金唐革の如き、七宝の如き、陶器の如き、乃至は竹刻金石刻の如き、種々雑多な芸術品の特色を自由自在に捉へてゐる。
芥川龍之介 龍村平蔵氏の芸術 青空文庫
作例 · 標準
寺院の壁には、仏教の教えを刻んだ古い石刻が数多く残されている。
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彼は旅先で見つけた美しい石刻の拓本を取り、大切に持ち帰った。
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千年以上前の石刻に刻まれた文字が、今も鮮明に残っているのは驚きだ。
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