供僧
ぐそう
名詞
標準
monk who attends to the principal image of a temple
文例 · 用例
その医者と云うのは、もと震旦から渡って来た男で、当時は長楽寺の供僧になっていたのである。
— 芥川龍之介 『鼻』 青空文庫
『東寺執行日記』貞治元年正月二十五日条に、去夜廿五日盗賊令乱‐入金堂、(云云)自廿六日夜、先於講堂三人預可宿直之由、(云云)自廿八日夜、供僧中管領二人等、執行方管領、寺内公人、並間人及散所法師原以下、有結番、籠‐置寺中、可有夜廻沙汰之由、供僧執行一揆記。
— 喜田貞吉 『俗法師考』 青空文庫
雪は、吹きつのってくるので、「今日は、麓口でおやすみになって、明日でも、雪の霽がるのを待ってから、お登りになっては――」と、供僧のうちで、いう者があったが、気性のはげしい、そしてまだ若い僧正は、「なんの」と、脚もとめないのであった。
— 吉川英治 『親鸞』 青空文庫
すると、ほとんどそれと入れちがいに、一|挺の法師轎が、供僧二人をしたがえて、玄関さきの前栽へしずしずと入って来た。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
その姿は、一団の騎馬にくるまれ、徒歩の供僧やら武士やら百人以上な大列だった。
— 建武らくがき帖 『私本太平記』 青空文庫
そこは、蔵王堂の供僧坊とよぶ小院で、やや下がりかけた崖に倚って、一面は谷に臨み、いつも下へ落ちてゆく水音が寒かった。
— 黒白帖 『私本太平記』 青空文庫
……清逸はすぐそう思った。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
あなたの言うとおりです」 鉄工場へ花見の仮装を運んでいってきた布川は、帰ってくるとすぐそう賢三郎に告げた。
— 佐左木俊郎 『仮装観桜会』 青空文庫
作例 · 標準
供僧は、毎朝仏前に供物を捧げる役目を担う。
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寺の重要な儀式には、必ず供僧が立ち会う。
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彼は長年、この寺の供僧として仕えている。
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標準
Buddhist monk serving at an attached Shinto shrine
作例 · 標準
かつて神仏習合の時代には、神社に供僧が常駐していた。
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供僧は、神社の祭祀と仏教の修行を兼ねていた。
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その古い神社には、供僧の住居跡が残っている。
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