御師
おし異読 おんし
名詞頻度ランク #13748 · 青空 0 例
標準
low-ranking priest
文例 · 用例
さすがに上吉田は、明藤開山、藤原|角行(天文十年―正保三年)が開拓して、食行身禄(寛文十一年―享保十八年)が中興した登山口だけあって、旧|御師町らしいと思わせる名が、筆太にしたためた二尺大の表札の上に読まれる、大文司、仙元房、大注連、小菊、中雁丸、元祖|身禄宿坊、そういった名が、次ぎ次ぎに目をひく。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
内証ながら、山田の御師、何某にひかされて、成程、現に師匠をしている、が、それは、山田の廓、新道の、俗に螢小路と云う処に媚かしく、意気である。
— 泉鏡花 『浮舟』 青空文庫
御師匠も、まずい附けかたをしたものだ。
— 太宰治 『天狗』 青空文庫
つき過ぎてもいかん、ただ面影にして附くべし、なんていつも弟子たちに教えている癖に御師匠自身も時には、こんな大失敗をやらかす。
— 太宰治 『天狗』 青空文庫
阿呀恐ろしい、何を散財つて下さります、而して親方、といふものは御師匠さまですか。
— 幸田露伴 『五重塔』 青空文庫
おや恐ろしい、何を散財って下さります、そして親方、というものは御師匠さまですか。
— 幸田露伴 『五重塔』 青空文庫
八幡のことにくわしい人に聞いておいて、御師という者の中に、昔親の少弐が知っていた僧の残っているのを呼び寄せて、案内をさせたのである。
— 玉鬘 『源氏物語』 青空文庫
なにしろ御師匠さまは刀をさしているのだから怖い。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
作例 · 標準
例句