唖
おし異読 あ・おうし
名詞頻度ランク #13748 · 青空 1197 例
標準
muteness
文例 · 用例
けれども人は、ひとたびこの小説を企てたその日から、みるみる痩せおとろえ、はては発狂するか自殺するか、もしくは唖者になってしまうのだ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
コクトオは気がちがいそうになって日がな一日オピアムばかりやってるそうだし、ヴァレリイは十年間、唖者になった。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
――然るに、自己をなくしてゐた、即ち私は唖だつた。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
彼等の科學智識が一般的に發達してゐることは、一昔前に育つた僕等の大人が、しばしば唖然として舌を卷くほどでさへもある。
— 萩原朔太郎 『童話と教育について』 青空文庫
一日辻潤來り、わが生活の荒蕪を見て唖然とせしが、忽ち顧みて大に笑ひ、共に酒を汲んで長嘆す。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
そして興味を牽いて救われるのは、その男が唖者のように表現の途を得ないで、いろいろに感情の内爆や側爆のこういう所作をすることである。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
(明治四十一年四月九日『東京朝日新聞』) 七十五 唖に言語を教うる法 電話や蓄音機の発明に依って有名なグラハム・ベル氏はまた唖者に言語の発音を教うる法に関する著者として知られている。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
この方法によって言語を発するようになった唖者は沢山あるそうな。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
mute
作例 · 標準
例句