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美音

びおん
名詞
1
標準
a sweet voice
文例 · 用例
長唄を歌って美音、尺八を吹き、琴を弾じ、古今の物語をよくして、弁舌|爽かに、世話講談の座敷が勤まる。
泉鏡花 わか紫 青空文庫
美音を以て聞えたる太夫なり。
岡本綺堂 明治演劇年表 青空文庫
彼は面に紅を潮して輕く會釋し、その天然の美音もて、百錬千磨したる抑揚をその宣敍調の上にあらはしつ。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
その人の爲めにはいと笑止なる事ながら、聽衆の過去の美音を喝采せざるをば、奈何ともすべからず。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
「年を経てなど越えざらん逢坂の関」という古歌を口ずさんでいる源氏の美音に若い女房たちは酔ったような気持ちになっていた。
若紫 源氏物語 青空文庫
ここは伊勢の海ではないが「清き渚に貝や拾はん」という催馬楽を美音の者に歌わせて、源氏自身も時々拍子を取り、声を添えることがあると、入道は琴を弾きながらそれをほめていた。
明石 源氏物語 青空文庫
「中将の声は弁の少将の美音にもあまり劣らなかったようだ、今は不思議に優秀な若者の多い時代なのですね。
初音 源氏物語 青空文庫
その時の長者は今の我で、日々使いに立った者は今の須達長者、狗子は吠えて諸大士を請じたから世々音声美わしく今は美音長者と生まれおり、悪言したのを改過した五百人は今この乞食上りの五百羅漢だと説いたとある。
犬に関する伝説 十二支考 青空文庫
作例 · 標準
彼女の歌声は、まるで天使のようで、その美音に皆がうっとりとしていた。
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オペラ歌手の美音は、聴衆の心を鷲掴みにし、スタンディングオベーションを巻き起こした。
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この楽器の音色は、耳に心地よく、まるで美音のようだと評されている。
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